走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

猖獗を極める日本

 この件に限らず、なにかっちゃあ「日本人は素晴らしい、悪い事をしない」と言い張る連中が、最近目立つ。気位が高いだけなのか、現実を見たくないだけなのか知らんけど、そんなバカを一億人集めたって十億人集めたって、日本がよくなるわけないじゃんね! だから題名に「猖獗*1を極める日本」と……。オレが言っても仕方ないかも知れないけど、現実問題に立ち向かえる強さがないとダメだ。それが出来ている者が減ってるとなると、これは怖いですよ。だからと言って、オレが今どうこう出来る話でもないけど。悔しいが、こうしてブログに書くだけよ。

 この件を掘り下げても、今のところロクな結論になりそうにないのでこの辺にしとくけど、現実問題を無視して気位ばかり高くなっても、日本人にとっていい事は何もないよ! とは言っておく。

*1:ちなみに、「しょうけつ」と読む

絶望の国

 日本は「絶望の国」となり果てた! オレみたいな無力な者は、全裸で「ぽっぽっぽ~、はやぽっぽ~」と歌いながら走り回るくらいアホな事をするしかなくなっちまった。嗚呼。

 消費税の増税、ダウンロード違法化、その他もろもろ、どれを取ってもロクな話がない! オレがそれらに直接介入をする事も出来なければ、マトモに是正をしようと言う勢力もない! こうまでなんにもない状態で、絶望せん方がどうかしている。

 オレは弱者だが、いくら権力や強者と自分を同一視させても客観的な状況が改善されやしないし、ましてや奴らの取り分が回ってきやしないと分かってるから、そんな事をしてないのに、なんて事だ。こんな世の中で何をしろと言うのか? 最初に述べたように、全裸で「ぽっぽっぽ~、はやぽっぽ~」と歌いながら走り回るくらいアホな事しか出来ないじゃないか! それもいつまで出来るか分かりやしない、嗚呼。

バカー! どうすんだよ

 このツイートを使って記事を書こうと思った時、「つるセコ国家日本」と言う題名を考えていた。『つるピカハゲ丸』の「つるセコ」みたいに、目的と手段が逆転した予算のケチりっぷりではないかと……。しかしそれより義憤が先に立って、題名を変えた。正直これからどうすんだよ、技術や技能……要するに「手に職」を持った者を冷遇したり、目先の人件費をケチったり! かなり取り返しのつかん事を、やっちまったんじゃねえのか? マー、職人の世界も前時代的な教え方をしているから、こうなったとも言えるけど。職人の世界で酷い目に遭ったオレが言うんだから、間違いない。

 オレひとりが何言ったところで、日本の人材不足や経済がよくなりやしないよ。しかし言わずにはおれん、政財界にも、マトモに人を育てようとしない職人の世界にも義憤が出てなあ。これ以上ぼやいても、オレはまたいやな過去を思い出しそうなんでこの辺にするけど、日本の将来は暗い……。

うっかり嫌いなものに、触るんじゃねえなあ

 上記ツイートのカンダ部長とは、毎度おなじみ広島のラジオ番組『ラジプリズム』のパーソナリティの事だ。同番組のハッシュタグに流したこのツイート、かなり自戒を込めている。いえね、絵を描けばファミ通*1の「アニメ絵」disを思い出したり、マンガを読もうとしたら嫌いな作品*2の事を思い出したり、街中で親子連れを見たら『ススムちゃん大ショック』を連想してげんなりしたり……。なんでこうなるのよ。「頭の病院行け」だと? 行ってるわよ! 医者に説明のしようがない話だから、頭を抱えているんじゃないか! なんでもいやな事に紐付けしてしまう癖は「目をそむけちゃいけない現実」に立ち向かえなければダメだと言う強迫観念みたいなものからなんだろうが、それも最近こう思うように。

 今の自分につくづく問題解決能力がないと実感し、考えを変えねばならんところはあるのねと思うようにはなっているが、それがどこかはまだ。いや、冒頭や題名で述べたように、嫌いなものにうっかり触らないようにするのが第一歩か。「嫌いなもの」と「目をそむけちゃいけない現実」とが、ごっちゃになっているのをなんとかしてからでないと、いろいろ困る。とりあえず今は休ませてくれ、客観的な状況が、回復するまで待ってくれるかは別として。

*1:だけじゃないが、右代表として。

*2:差し障りがありすぎるので、いちいち名前は挙げない。

いつもながらのアテにならない未来予測

 今期『ゲゲゲの鬼太郎』、いよいよ最終章「ぬらりひょん編」が始まる。それを知って、こんなツイートを。

 「咲う」は、「わらう」と読んでくれ。よく我がタイムラインに流れる言葉なんだが、それはさておき。上記ツイートに書いた事は、題名のとおり「いつもながらのアテにならない未来予測」だ。大トリの妖怪は、ぬらりひょんではないかと思っていたら案の定だったので、つい調子に乗って。いろいろ考えて、すべての妖怪があの作品世界から消えるラストになりそうな気がしたが、さてそれはどうすりゃ起きるかと思案投げ首したところ、原作で鬼太郎がぬらりひょん退治に使ったアイテムと絡めるしかねえと言う結論に。

 ぬらりひょんと言えば、魔夜峰央はナメクジの妖怪だとしたり、4期鬼太郎の京極夏彦脚本の回では正体はタコだとされたりしたが、両者とも「実はそうではない」と分かった上でそうしたんだろうねー。特に後者。いえね、こち亀トリビュートで京極が書いた小説『ぬらりひょんの褌』*1を読むと、それがよく分かる。そう言う「後世の付け足し」が、時折混乱を招く事が妖怪の話に限らずあるのだけど、それはおいといて。

 と、書いたはいいが、話が続かない。ぬらりひょん編開幕も近いので、ここまでで発表してしまえ。

*1:褌は、ふんどしと読む。

遠いむかしへ逆戻り

 うーん、してみると人心もなんもかんも、「遠いむかしへ逆戻り」しつつあるんかなあ? あるいは、特に日本人が中世と変わらない心性の蛮人だったんかなあ? どっちにしても、ロクな話ではないが。どっちかと言うと、「遠いむかしへ逆戻り」しているような気がするけど。どいつもこいつも「無気力と自暴自棄」でやけっぱちになり、「遠いむかしへ逆戻り」を選択したと言うか。ではどうしよう? オレも最近、「無気力と自暴自棄」にひっぱられている気がするし。それと何度か言ってるけど、オレひとりではひとり分の事しか出来ないんだよ! ああ、先は暗い。「人も家も暗いうちはまだ、絶滅せぬ」とは言うものの、もうちょっと明るい材料はないものか。

 ……と、書いていて、オレも人の事言える立場でもねえなと思い直した。だって、むかしオレを苦しめた連中への恨みを捨てられないものな。罪刑法定主義を、オレ自身がどこまで理解出来てる事やら。

 とまで書いて放置していたら、ツイッターでのグレタ・トゥーンベリさん叩きですよ! 最初に引用したツイートにも示唆されたように、気に入らない上に叩いていい空気が出た相手と見るや、よってたかって石を投げやがって! お前ら、そう言うとこだぞ! グレタ・トゥーンベリさんについては別の機会に譲るとして、ヤハリ世の中「遠いむかしへ逆戻り」しているようにしか。地球の二酸化炭素の量がそうならまだしも、人心がそうでは。嗚呼。

あまりに詮索したがらないと、煙たがられる社会

 オレは会話している時、相手の個人情報にはあまり興味ないから、詮索しない事が多い。オレは自分の話ばかりしているように思っていたが、詮索ぎらいだからこうなったのかも。それで連想したのが下記ツイート。

 他者への介入をしないでいると、逆にうとまれるのか。やな渡世だな~! 他者への介入と言うのは、他者を自分の気持ちのいいように振る舞わせるのに繋がりうる。オレはそう言う行動苦手なのよ、そうしようとして何度も失敗してるし……。介入がいい意味でのおせっかいに繋がればいいような気がするけど、なぜかそうはならないんだよなあ。

 オタクが奇異な目で見られるのは、趣味が変わっているだけじゃなく、オレみたいに、会話で人を詮索するより趣味の話にふけるからかも。それは、上記のツイートとも関係しているけど。それはともかく、なぜ人は相手の個人情報さえ聞けば、相手を理解したつもりになるのか。オレには分からん……。マー、前述の「他者を自分の気持ちのいいように振る舞わせる」狙いと繋がっているんだろうけど。

明日からしばらく、ブログ書けない

 明日から、予約投稿分の記事を除き、しばらくブログ書けない。用がいろいろあってねー。あと、急に不調が酷く。油断したら、死ぬんじゃないかと思うくらい。ところで、このブログでごちゃごちゃ書いていたが、それらのいくばくかをマンガにでもしていれば、また違った出目があったのではないかと……。なんでそんな事を言うのかって? いえね、あるマンガを描いているんだが、「うっかりブログのネタにして、書き捨てるよりはずっといい」と思ったもので。「お前は書き捨てな記事を、俺に見せていたのか!」とお叱りを受けそうだが、大量に書いたばっかりに、結果としてそうなったのではと言う後悔なのよ。わかんねえかなあ……。

 それはいいとしてですよ、件のマンガもなんだか描き進められてない。自宅が描くのに不向きなくらい、散らかっちまってるからか。あと、自宅にいると、何もしたくなくなるくらい落ち込むからか。気晴らしにだらだらラジオでも流しながら描けばいいのかも知れないが、『ラジプリズム』以外のラジオ番組が怖い。いつ何を言って来るか分からんからのー。番組が高橋史朗を好意的に引用したりとか。いや、ぐずぐず言わずに描くしかねえ。桜玉吉みたいに、ネットカフェに移動して描くとかは出来んが。今、金欠だし。

 とか書いていたら、また調子が悪く。この辺にしとこう……。

国連の温暖化サミットから、ちと思う事

 まず、こないだ国連の温暖化サミットで演説した、グレタ・トゥーンベリさんについてのツイートを貼っておく。






 ついで、ClaraKeene氏のツイートを。




 さらに井上純一氏のツイート。

 最後にこれ。

 どれも一理ある、少なくとも「あいつは大人に吹き込まれてあんな事言ってる」と思考停止するよりは。そう言い出す連中もまた、「無気力と自暴自棄」で顔が歪んでいるんだろうが。それはさておき、グレタさんですよ。彼女は自国から、大西洋をヨットで12日で渡って来たんだって? 大航海時代や近世よりは早いんじゃないか。六分儀からGPSに変わったり、安全な航路の発見などがそうさせたんだろう。技術の革新とはそう言うもので、温暖化対策にも徐々に反映してるんじゃなかろうか? 知らんけど。

 と、書いて放置していたら、グレタさん叩きで悦に入っている「無気力と自暴自棄」に顔が歪んでいる連中がひどくて、うんざりですよ! そう言う輩をことごとく地獄の底へまっしぐら、楽しさいっぱいダイビングさせたら、地球への環境負荷も世の中が悪くなるリスクも、大いに軽減されるんじゃなかろうか? と、オレの中の邪悪と言うか、荒事で解決しようとする側面がささやく……。正直、ツイッター見ていると、「オレが電装人バルバーみたいに全身からミサイルがにょきにょき出るんなら、こいつらにぶちこんでやるのに!」と思うほどの連中多くてねー。マー、出来ないからこんな文章書いているんですがね。

 しかしなー、オレだって何度も「もう、環境テロを繰り返すしかないのでは?」と思い詰めた事はあったよ! それは出来ないから次善の策を考えるしかないと、やはり何度も思い直したのに、世間の連中はなんじゃい! もうちょっと考えるこたあ出来んのか! あるいは考えてそれか? いや、ドナルド・トランプと言う横紙破りにも程がある奴が、温暖化くそ食らえと言っているようでは……。

マンガ家は、意外と頭を使っている

 こち亀両さんが、調味料を「さしすせそ」で説明した事があった。「さ」が砂糖、「し」が塩、「す」が酢、「せ」がこじつけて醤油、「そ」が味噌だそうな。この台詞を読んだのちに、「せ」は醤油をむかし「せうゆ」と書いていたからと知った。何故かとかをごちゃごちゃ説明せず、「こじつけて醤油」と簡潔な台詞にした秋本治は偉大だ。いえね、マンガ描いててこう言う台詞のまとめ方がいかに頭を使うか、小池一夫あさりよしとおが、設定をだらだら説明する事を厳に戒めたのは何故かとかやっと分かってきたもので。一方で、「全ての台詞は説明台詞」と言う言葉にも一理あると思うのだが。

 しかしねえ、日暮れて道遠し。あとどのくらい作品が描けるか分からない身となってしまって、愕然とはしている。それでも就労支援施設に通うようになって、描くものは増えたのだけども。もうちょっと踏ん張るか。