江戸時代のピクシブ描き方講座という趣きですね。これを葛飾北斎も歌川国芳も図版引用している点から見て、参考にしていたと思われるって、すごく胸熱だです。見たことない絵の描き方で刺激的なだったろうな。「紅毛雑話」ヨリhttps://t.co/nU7DpU8oPh pic.twitter.com/oKa53pTZRT
— 紗久楽さわ (@climnon) 2019年1月23日
割り出しで比率ととのえてキャラクターを描くってのは豊国以下みんながやってたから天保以後はその蓄積で亀戸も玄冶店も役者絵とか合巻の絵で安定作画が出来たワケだモンナ
— 氷厘亭氷泉 (@hyousen) 2019年1月23日
『紅毛雑話』が天明7年だから、フランス革命より前……。さらに作者の森島中良は洋書から収録したろうからそれ以前から存在していたとして、少なくとも230年以上前の描き方か。なんでこんな話をするかと言うとですね、去年の12月、広島市内でやっていた障害者向けのイラスト講座と言うのに参加したんですが、まさにこの横顔の描き方を教わりましたよ! マー、絵画のノウハウは長い長い歴史によって培われたものですが、その歴史の一端に触れたようで驚いています。オレは正規に絵を勉強したのは中学の美術止まり*1で、あとは完全に独学だった。こう言うのも、美術を専攻出来た者には当たり前の話なのかも知れん。知れんが、そんな機会はオレには今までなかったのじゃ。ううう~、オレは絵を通して歴史に繋がったー! いや、歴史に繋がらない物なんかありゃせんか。
ところで、前述の障害者向けのイラスト講座だが、最初聞いた時にはあまりにオレに都合のいい話だったんで、どうなのよと思いつつ参加。広報が行き渡ってなかったのか、参加したのはオレを含め2名。いまだに狐につままれたような話なんで、どう言っていいか分からんかったため黙っていた。最初に引用したツイートを見た時、横顔の描き方を学んだ事をツイッターで言えば良かったか……。
*1:それすらも、数学のプリントやら別の授業に振り替えられ、なかなか絵を描く機会がなかった。