走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

SNS時代で見えるもの、見えないもの

 昨日、サブカルビジネスセンター(以下、SBC)の懇親会があったのだが、その席でオレがSBCのツイッターで発表している『精神障がいエッセイマンガ』をいたく気に入ってくれてる方に出会った。もう、嬉しい事嬉しい事! その方からも「そんなに嬉しそうなあなたは、はじめて見た」と言われるくらい、はしゃぎましたよ。懇親会の内容や、エッセイマンガを気に入ってくれてる方との関係は略すが、この件でつくづく思った事がある。「SNSで作品を発表すると、いいねなどそこでの数値に目が行きがちだが、その分閲覧者がどう気に入ってくれてるかは見えにくい」と……。とは言えオレの作品を気に入ってくれてる人は、ひとりではなかろう。そう思うと、描いた甲斐はあったし、描き続けたいとも。

 昨日は懇親会でエッセイマンガの評判を聞くまでかなり落ち込んでいたのだが、いい評判を聞き一気に精神が回復した。我ながら単純だと思うが、作品を見てもらえて好評まで得れば、表現者は嬉しいんだよ。ただし、前述のようにSNSで作品を発表していると、目に見えるいいねなどの数値に気を取られがちだが。それだけだと分からないものもあると肝に命じなければ、自分を見失い大火傷しそうで。ところで以前、負次郎氏から「克森淳の名を惜しんでください」と言われた事があったが、懇親会での出来事を機に自分の名を惜しんで生きる必要性は強くなった。細く長く創作を続けるには、それは欠かせない事なんだよな。してみると、あまりにオレは捨て鉢すぎた。あらためねば。と言って、この記事終わる。