走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

焦っていた時の方が、真剣に描いていた気がする

 2001年頃から2008年頃までの間の方が、今より熱心に絵を描いていたんじゃなかろうか? いえね、当時はいつ描けなくなるか分からないと言う焦りがあって、いろいろ描いていた気がして。実際、むかしの絵の方が、今よりいい絵だったんじゃないかとさえ。それはおいといて、むかしの焦りだ。家庭の状況やら自分の稼ぎやらを考えると、自分の意欲とは関係なしに描けなくなる時が来るような気がしていた。それで焦っていたのだが、当時はその辺を話せる相手がいなかった。いや、惟任さんには少し話した事があったが、そしたらキレた。

 惟任さんの話をし出すと長くなりそうだから切り上げるとして、真剣に描いていたんじゃなかろうかと思われる頃の話に戻す。当時は「描けなくなるかも知れない」と言う焦りとともに、「仕事でのストレス」と言う奴もあった。人間、こう言うものと格闘していると強い。仕事でのストレス解消に、酒だのギャンブルだの選んで抜き差しならない事になる者も多いが、創作はそれらに比べてまだマシだろう。しかしながら、家庭の状況が悪化したり「オレはこれ以上描けないかも」とアゴを出したりで、2006年頃から失速する。2008年にpixivをはじめた頃には、絵についたコメントに全然返事が出来なかったくらいだ。これでいろいろ交流のチャンスを逃したしなあ、おまけに同年、呉市内の作業所に入って、ますます描く意欲がなくなる……。作業所で内職するだけで、いろいろ手一杯になったと言うか、作業所でのストレスが酷かったと言うか。その後、紆余曲折があって、うつ状態が酷くなってセルフネグレクトな時期が長かったりして、結構苦しみながら絵を描くように。……書いてて苦しくなって来た、これだから近年の話をしたくなかったんだ。しかし「むかしの方が、真剣に絵を描いていたんじゃなかろうか?」と言う疑問を軸に、話をせにゃならんかと思ったので。なんか最近、過去絵からヒントを得て、個人的に練習したりしてるからねー。そしたらまだマシな練習が出来るんで、前述の疑問になるわけです。マー、下手な絵でも完成させてたむかしのオレの方が偉いのかも知れない。今はごちゃ ごちゃ考えすぎるんだ! 腕の長さが気に入らないの、脚の向きがヘンだの……。しばらくスキル的な事を忘れ、描いてみようそうしよう。