走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

背負う物がでかすぎた

 それにしても10代後半は、背負う物がでかすぎた。大体、家事をしながらパチンコまでやらされたり、家の中の難しい問題を抱え込んだりして、気が休まるわけがない。家族はこの辺理解してくれない、相談相手も慰めてくれる友達もいない……。そりゃどこかで助けや救いを求めて、神頼みや宗教に走るのも無理はなかったのかも。「家族はこの辺理解してくれない」だが、親父はオレが落ち込んでるところを見て罵った挙げ句に「死ぬんなら、勝手に死ね!」だし、兄貴は「悩み事を俺に持って来るな」だし……。

 しかしながら、オレがあの頃もうちょっと「自分の運命は自分で切り開く」とか、マンガ家の田中ユタカさんみたいに「他人にダメ出しされたくらいで、生きるのをやめるわけにはいかない」とか考えられていればなあとも。いや、親父や兄貴にしこたま罵られて、自尊心をぼろぼろにされたんだから、そんな強さを求めるのは酷と言うものだろう。繰り返すが、あの頃マトモな相談相手や、慰めてくれる友達がいたなら、宗教に走らなくて済んだろうに。そのあとゲーセン通いが始まり、ゲーム仲間とか出来るんだが、宗教抜きでそれが出来ていれば、いろいろこじれないで済んだものを! いろいろーっ! いろいろーっ! いろいろーっ! いろいろーっ! ……失礼しました、取り乱しました。あの頃の選択ミスや、家族からの苛烈な要求が今も尾を引いて。親父はパチンコに付き合わせるし、兄貴は親父にパチンコさせないようにしろと言うし……。あの頃の事をふとしたきっかけでまた思い出して、愚痴を垂れてしまった。我ながらつまらん話だ。