走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ああ、いろいろうらめしい

 よく話題にするラジオ番組『ラジプリズム』がティーン向けになってから、部長(パーソナリティ)は広く中高生の悩みを聞いてあげている。その都度「ああ~、オレの若い頃、部長のような頼れる大人と繋がれなかったばっかりに!」と、慚愧に耐えなくなる。オレがあまりに内向的*1だったせいもあるが、どうにかならんかったものか。

 中学卒業が近付いた時期から家がぐだぐだになり、その後自衛隊生徒の試験にも落ち、ふてくされていたのもよくなかった。と、思ってたが、仮に自衛隊生徒になれたとして、自衛隊でいじめられないで済んだとは限らない。入ったはいいが、いじめられて精神イワして入院、そして棺桶に入って退院……と言う今より悲惨な人生も考えられたから、一概に言えないところはあるようにも。それをかんがみても、オレの前半生は悲惨な事が多かったのだが。しかしなー、なんでオレは自分の人生を自分で切り開く事に、もっと早く取り組まんかったのか。勇気がなかったあの頃が悔やまれる~! ……いや、視野狭窄に陥ったのは、家族に遮眼帯を付けられたような人生だったからであって。

 これも繰り返すが、せめて趣味を同じくする友達なと中学時代におればよかったのだが、それすらも。マー、学校で勉強に関係ない私物を持って行かないようにしていた*2ため、趣味の話題を共有出来んかったりしたのもあるが……。母親が、オレの通ってる学校から「仲良くしなさい」と連れて来た*3奴は、しつけの出来てない山ザル同然で、オレんちに上がりこんだら、いきなり冷蔵庫開けやがった! 「そんな事するな!」と抗議しても無視、仲良くするどころじゃなかった……。こんな事が重なって、人間不信になっちまったんでしょうなあ……。

 こんな事しか思い出せないのかと言われそうだが、思い出せないんですよ! 中学時代まで楽しく友達と遊んだとか、家族で旅行に行ったとか、そう言う話が全然ない。中学卒業すりゃ母親は家から逃げ出し、親父はオレをパチンコに連れ回し、兄貴は「俺に悩み事を持って来るな」だし……。それから宗教に引っかかり……、もういいですかそうですか。これで広島市内のゲーセンでゲーマー仲間に出会えなかったら、どうなっていたか。そこから少し人生は持ち直すんだが、出来ればもう少しマシな人生を歩みたかったわい。ああ、いろいろうらめしい。これからもう少し上物の人生になればなあ……。ならんかったら死ぬしかねえ。

*1:それには中学時代まで親に外出を制限されたり、母親から「家の中であった事は、誰にも話すな」と厳命されたりもあったが。

*2:ヘタレな話だが、教師に没収されるのが怖かったので。

*3:母親同士、仲が良かったらしい。