走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

うつ状態が出て来た

 くっそー、うつ状態がまた出て来た。考えが暗い方に暗い方に行く、辛い。イラスト講習に行く月曜までには立ち直らんといかんのだが、どうなります事やら。

 何度も1988年の6月から人生をやり直したいと言って来たが、それは不可能なので今から人生やり直そうとしたのに、それも出来るわけがないと弱気になって来た。ひとりでいると、ロクな事を考えない。ロクな事を考えないついでに、またしてもかえらぬむかしを嘆こう。兄貴はオレが性的な事に興味を持つ事をよく思ってなかったみたいだ、兄弟ならエロ話くらいするだろう? オレは兄貴に、そう言う事を言い出せる余地はなかった。いきなり話は飛ぶが、さんざんミソジニー剥き出しの暴言をオレに聞かせていた兄貴が、のちに嫁さんと仲むつまじく暮らすようになるとは! それが悪いとは言わんが、あれでオレは世の中分からんようになった……。話を、兄弟間でエロ話すら出来なかったところまで巻き戻そう。31年前の兄貴は、正直わけが分からんかった。オレがゲーメストの読者欄を通して買った同人誌を見つけた時、さんざん罵って来た挙げ句「いっぺん死ね!」とまで。何が怒りのスイッチになるか分からんかったので、迂闊な事が言えなかったのだ。オレはそれで、エロに対する興味を内側に押し込めてしまった。それでのちに宗教からの性的な抑圧に、あっさり屈する事になったのだが。エロ話が出来る友人もいなかったし。こう言うところをヘンに抑圧すると、人間は確実に歪む。オレの場合、性的な話以外にも常に家族からの抑圧に戦々恐々としていたが……。なんでオレばかりこんな目に! 言ってもかえらぬむかしだが、性的な話題を抑圧されなかったら、齢(よわい)を重ねるとともに、もうちょっとその辺が落ち着いていたろうに。家族も宗教も、オレを苦しめるばかりだった……。

 それにつけても、あの頃自分自身に対して、オレが味方しなかったのが悔やまれる。家族にぼろくそに言われて、自己嫌悪ばかりが増していたからなあ。そこに来て、宗教の勧誘だ。それについ乗ったばっかりに、いらん苦労をさらにしょいこんでしまった……。もう、その話はいいって? あんたはいいかも知れんが、まだ過去を振り切れんのだオレは! 今は家族からも宗教からも自由なはず、なのに繰り返し思い出すのは辛い。これもある意味、まだオレがオレ自身の味方をしていないと言う事なのかも知れないが。何か失敗する度に、自らをこの上なく罵ってしまうし。それは家族や勤め先からのそうした仕打ち以外の対応を、ほとんど知らないからだが。勤め先で殺されかかったり、仕事帰りに死にかけたり、今までロクな事がなかった。仕事帰りに死にかけたと言うのは、むかし同僚の運転する車に乗り帰っている途中、車が派手にスピンして転落一歩手前と言う事が。どこまでもついてないな、オレ……。これからの人生、オレはどうなるんだ! またもロクな事が待ってないんじゃないかと、不安で不安で……。