ある事がきっかけで、オレの中のファミ通への憎悪は「自分が納得出来なかった記事に対し、それが出てすぐ怒りなどを表明出来なかった事」に由来すると判明。そうなったのはむかし孤独だった事も関係してるし、他にもいろいろあるんだが、今詳述する気になれない。ファミ通が悪ふざけしていたのは事実だろうが、それをその時言えなかったばっかりに、いらんものを心に抱えてしまった……。しかし最初に書いたある事により、そのいらんものは落ちたかも知れんし、あるいは増幅したかも知れん。と言うのも、言ったこっちも証明しきらん過去にこだわってもと言う気持ちと、当時自分の意見を表明出来なかった事への後悔や怒りとが共存してしまって。オレが過去を嘆くのは、まだまだ止まらんだろうが……。
それにしても、３２年前にオレが家族以外に話が出来、おまけに趣味を同じくする者に出会えていたら。そう言う者と出会う前に宗教に走ったため、オレはこれまたいらん回り道を。この話だって、いい加減書かないで済むものならと思うけど「かえらぬむかし」とは言え、慚愧の念にたえんのでねえ。今の状況は、３２年前よりずっといいかも知れんが、不安はずっとあるのだ。３２年前の孤立と、その頃「自分の意見を言う」事を放棄しようとしたせいで、今も苦しんでいるのだから。
とか書いてたら、空腹もあってか気が滅入って来た。自分の意見を聞いてもらえなかった過去からはじまる苦しみが、まだ続いているのは悲しい。その悲しみを言える場だって、どんどん奪われているような。トホホ。
