この記事の続き。『ログイン』のマンガ大賞に触発されて、マンガを描こうと思ったが、その時のマンガ大賞で入賞したのは羽生生純。オレは応募しなかった。いや、触発された時には締め切られていたはず。そののちにログインの弟分であるファミ通でもマンガ大賞が立ち上がる（ログインにしろファミ通にしろゲーム誌なのに）のだが、そちらに２回応募して、２回とも玉砕。このファミ通のマンガ大賞からは、近藤るるるや能田達規が出た。あの頃のオレは、本当に実力のある者とは比べ物にならなかったようだ……。と言うか、宗教に縛られていたため、創作のためのアイデアやらなんやらまで縛られていたのが大きいような。「クリスチャンは環境を汚染するな」と言う機関誌の一言に引っ張られて、紙を浪費しちゃいかんのではと思い描く回数が少なかったりしていたし。何を勘違いしていたんだオレは。
その後、同人活動も少し始める。主にゲーメストの同人誌コーナーでの描き手募集を見て、参加させてもらっていた。なかなか絵が上手くならなかったが、元から絵が下手だったのだろうな。なんかこのシリーズ、書いてて自分の影からイヤな物を掘り出しているようにしか思えない。それに、読んでて面白いのか？ と言う疑問まで……。（続く）
