走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道「失速脱輪」編その3

a-katu.hatenablog.com

 前回の続き。急に創作する事への自信を失ってしまったが、ツイッターで複数の者から「自分の創作がなくても、誰も困りはしない」と言う言葉をメザロードの悪魔の紋章……あるいはペルセウスが持つメドゥーサの首みたいに突きつけられて以来、しぼんではいたのだ。その上「オレは世間から嫌われている」と言う被害妄想まで出て、精神状態がグラグラしたばっかりに……。くおお。ただ、オレは一年のうち何回か「オレは世間から嫌われている」と言う恐怖が出るらしく、これも持病の統合失調症と関係してそうで……。それ以前に30年くらい前、卑劣なDQN女に「あんたは世界中から嫌われているんだ!」みたく言われたのがトラウマになってるのかも知れん。ちなみにそのDQN女、風の噂によると前述の件の数年後、そいつが勤めているゲーセンで仕事中に男(彼氏?)と堂々キスしていたとか……。こんな話をするのも、創作に自信がないオレの古傷がうずくからじゃ。トアルコトラジャはコーヒーじゃ、これはいささか象印ジャー。……言ってる場合か! 「自分の創作がなくても、誰も困りはしない」と「あんたは世界中から嫌われているんだ!」のツープラトン攻撃に耐え兼ねてるとは言え、これはないわ。以前から何度か言ったけど、ネガティブな言葉の攻撃力は無視出来ないのよ……。「自分の創作がなくても、誰も困りはしない」の方は創作者の自戒みたく扱われているが、そう言われ続けたら創作を支える「ポジティブな勘違い」も出来んやないか! オレには今、それが足りない。故に、創作への自信もだいぶグラついて……。

 オレがナイーブすぎるのかも知れんが、DQNとのエンカウント率が高いと言うか、巡りあわせの悪い人生を送ってると、どうしてもね。「あんたは世界中から嫌われているんだ!」とか言われた件に限らず、辛い事はいろいろと。……書いたら少しスッキリしたな、それだけ精神的に落ち着きが出たのか。今は人生の中でも、巡りあわせはいい方だからな。過去を桎梏(しっこく)にせず、やれる限り創作をやろうと決意した事を忘れたか、オレ。とは言え「自分の創作がなくても、誰も困りはしない」はこたえた。それを踏まえつつも「だから何だ! 描くぞオレは!」と思うしかねえのに。マー、30年間「あんたは世界中から嫌われているんだ!」に悩まされ続けていたのも事実だけど。仕事中に堂々キスする公私混同女のせいで……。

 「マンガ道はどこへ行ったんだ」と言われそうだが、DQN女との件は他にもオレの創作に影を落としてなあ……。当時そいつが勤めていたゲーム屋の交流ノート(の体裁を成してない誹謗中傷の場)にオレが描いた絵を貼ったら、翌日破かれ誹謗中傷の嵐……。それにDQN女も参加していたのじゃっ! くおお。マー、こう言う事があったせいで、のちの2ちゃんねるへのある程度の耐性が付いた*1かも知れんわい。全然喜べないけどよ……。おまけにその頃、他の所*2でも描いた絵が歓迎されない始末で、いじけまくっていたのよ……。30年も引きずる話かよとは思うが、いじけていたせいで創作の伸びしろが発動するのも遅れたからなあ……そりゃ悔しいよ。それから10年後の2002年くらいから、ネットで絵を発表出来る環境が出来、結構楽しかったけども。それがなかったら、生前の親父の「(描く事に)見切りを付けろ、見切りを付けろ」と言う声に負けて、捨て鉢な人生だったかも知れん。

(続く)

*1:それには、安永航一郎の『頑丈人間スパルタカス』の単行本の巻末にあった、話の流れとはてんで関係ない「パソコン通信の暗黒面」の羅列マンガも少し影響していたかも知れんが……。閑話休題

*2:たとえば、広島市のゲーセン。