走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道「失速脱輪」編その4

a-katu.hatenablog.com

 この「失速脱輪」編を書いているのは、創作への自信を無くしたり「世間から嫌われている」と言う被害妄想が出たりして「こりゃ、何か書いて気持ちを整理しないと、大変な事になるぞ……」と言う危機感を覚えたからだ。そのためにも全10回で、オレの創作にまつわるひとり反省会をする予定。その前に、こないだこんなツイートを見たので、貼る。

 んー、正直これは「それも時と場合による」と返すしかない。オレ自身がマイペースすぎて、自分の伸びしろを活かす機会を得るのが遅れたので余計に。ツイ主は「マイペースであれ」と言ってるんじゃなく、人との比較の内に留まるなって言ってるんだとは思うけど、他人がどう描いているかを意識しだして少し進歩したオレとしては、前述のように「時と場合による」と思うのだ。「他人の描き方なんか、知るかい!」と思い続けていたら、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)にも行かんかったかも知れんし、教本やネット上の情報を参考に塗り方の変更も出来なかったし。オレが長らく「他人の描き方なんか、知るかい!」止まりだったのは、マイペースすぎた*1のもあるが、2ちゃんねるなどでの陰口で「オレはもう、上手くなれねえ……」とあきらめたのも大きい。そうなったのには、前回まで触れた「世間から嫌われている」恐怖が下敷きになっていたんだけど。

 しかしだ、オレもオレじゃ。あまり言うと過去の自分に余計に責任を負わせてしまう事になるけど、もっとふてぶてしく創作してられんかったのかねー。それが出来なかったのは、巡りあわせとしか言いようがないものに左右された人生だからとしか。今、それを言っても仕方ないけど……。と、言ったところで上記ツイートに話を戻すけど、オレはツイートに書かれた事を否定してるわけではない。だから「時と場合による」と……。先達や他人から学ばねばならんフェーズと言うのは、創作においてもあるし。実際、手を動かすのは自分なんだけど、だから余計にと言うのもある。サブカルBCとの巡りあわせがなければ、こんな事も考えられんかったろうけど。

(続く)

*1:そりゃ無理に背伸びしたら、自滅しかねなかったのはあるけどさあ……。