走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道「失速脱輪」編その8

a-katu.hatenablog.com

 少しずつ創作についての復調がはじまったのだが、まだ以前述べた「オレは世間から嫌われている」と言う被害妄想が出る前ほどではない。いかんなあ。なぜ復調が遅いのかは分からん、あるいは絵やマンガを描く力と言うかリソースが残ってないのかも知れない……。それにはいろいろ理由が考えられるが、最大の理由は「入力していない」からだなと。入力とは何かと言われたら、他人の作品からの影響や学習が決定的に足りてないと答える。この数年間……下手すりゃ10年以上……他人の作品を拒絶していた気がするので。サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)に通うようになってから、再び他人の作品を意識するようになったものの、商業誌の単行本を読みきるのはまだきつい……。

 「出力は入力を越えられない」と言うが、それは創作についても言えるわけで。オレの場合、入力が枯渇しつつあるのかも知れん。ネットで他人の絵やマンガを参考に出来る時代でもあるのに、何をやっていたんだ。と、自分を責めても仕方ない。と思いながら、入力のために先日『スモールエス』と言うイラスト専門誌を買った。わりと気になっている「寺田てら氏」の記事があったんですもの。他にもクリスタのメイキングなどが載っていたんだけど……。基本は思いっきり若い女性向けの構成で、非常にとってもすごくアウェイ感大爆発だった。「絵を描く」と言う行為自体、女性向けの趣味なんかなと怯んでいる。こんな事ばかり言ってるから、オレは入力が枯渇しているんだろう。トホホ。老若男女問わず、学べる相手から学ばんかい! と言ったところで、次の段落へ。

 復調が遅いと最初に述べたが、それを書いたあと復調の実感はさらにあって。結構ツイッターにラフ画をアップ出来たし、絵やマンガについての迷いもだいぶおさまって来たのだ。

(続く)