最近は時事・政治にイッチョガミするのを避け、絵やマンガを描く上での話ばかりしていた。しかしそう言う話は、実際どう言う作品を描いてるかとセットにしないと分からん気がする。さりとて、絵やマンガの多くはpixivやツイッターで出しているしなあ。仕方ない、このブログで出した過去絵をいくつか下に挙げる。
脈絡もへったくれもない取り合わせだが、気にしないで下さい。このブログで絵を挙げる事が減ったのは、ひとえにサブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)での仕事で、本格的にマンガ描いてるからじゃ。家で描く量が、その分減ってな。家で描くものはエロい絵も多く、このブログに載せるのがためらわれるのもあるし。みなもと太郎が遺した「エロは恥ずべき表現なのか?」と言う問いかけを思えば、エロ描いてるからってなんですってもんだが、そう言うのはpixivやニジエでやってるし。万全ではないものの、pixivやニジエの方がエロ絵を「嫌いな人に迷惑がかからない」ように見せられるので、ここでリスキーな事をしなくてもな。エロ表現やエロ絵描いてる事を卑下してるわけじゃねえぞ、ここではもう出せんと言うだけじゃ。話を上図に戻すが、一番目の絵を描いた時、なんだか「キュン」と来た。その後、自分の絵がよく見える事が増えてなあ。絵描きマンガ描きは、そこまでうぬぼれんと続かんぞ。と言うか、今までが酷い目に遭いすぎてたんじゃ。そこを言うと、非常にとってもすごく落ち込むので、遭った酷い目の詳述はせんけど。
絵の話に戻る。サブカルBCで絵を学び直したり、そこからの流れでクリスタを自宅で使えるようにしたから、なんとか格好がつく絵が描けるようになったのではと。これも繰り言だが、50になって、こうまで描くようになるとは思わなんだ。よく言う「絵描き35歳寿命説」を、オレは覆した。えへんぷい。一方で、20代から40代前半までの不遇が悔やまれる。そりゃ、あの頃は「大いなる助走」の期間だとも言えなくもないが、邪魔が多すぎたのも事実だ。30代の頃にやっと精神科受診をはじめたとか、少しずつ状況の好転はあったけどよ。とは言え、過去の損については、もう「損切り」するしかないのよね。そう思わなければ、いつまでも過去に支配されてしまう……。まだセルフネグレクトなどへの恐怖はあるので、過去の恐怖と上手く付き合わんといかんのはあるけど。40代後半の終わり頃からの復調がなかったら、過去に対し「損切り」が出来ず苦しんでいたろうし。
ところで、こんなツイートをした。
今描いてるマンガだが、ここに来て「最初の展開、こうすればよかった~!」と言う後悔が。時間がないので、この悔しさを次の機会に向けた方がいい気はする。#創作同人電子書籍
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2022年9月28日
要は今描いてる『爆烈戦隊チャレンジャーズ』3話目の序盤をまるっと差し替えたくなっちまったんだが、それではいつまで経っても終わらんのだ! このっ! 自分に怒ってどうする。とは言え、オレはマンガ家として成長してるのかも知れん。創作について、結構考えられるようになったからな。さっき「マンガ家」と書いたのは、毎週サブカルBCでも自宅でも原稿と格闘し、四六時中マンガの事を考えている以上、オレも立派にマンガ家だろうと思って。