走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

これを書いてる時点で、腕が痛いが

 ある話に言及する。

 まず、島田虎之介氏に同意。オレは今のところ商業ベースで絵やマンガ描いてないけど、サブカルビジネスセンター(以下、SBC)に通うようになって伸びしろがまだあったと感じ、今年49になるが楽しく絵を描けるようになったもんな。横山浩子氏みたくフルデジタルで描けない*1けど、デジ絵の事をまだ貪欲に勉強してるし。また、オレの場合、自分のやりたい事を気兼ねなくやれなかった時期への後悔が、今も絵を描いてる一因ではある。家族に白い目で見られ、呉市内のゲーマーからは迫害され、ネットで絵を発表し出したら2ちゃんねるなどで陰口を叩かれ、仕事が全然上手くいかんから収入も安定せず……。他にも大小いろいろあるが、こんなつまらん横槍がオレの創作を邪魔していたのだとだけ。逆に言えば、こうまでつまらん人生の数少ない彩りが絵やマンガを描く事だったとも。よかった、うっかり筆を折ってなくて! 自分語りはおいといて、話を「描く事と年齢」についてに戻そう。下記記事でも「年齢は言い訳にならない」と言っていたが、それは自戒を込めたものなんだよな。還暦すぎても描きたいし。だからこそ、最初に引用した島田虎之介氏のツイートに同意したのだ。

a-katu.hatenablog.com

 しかしながら、絵描きマンガ家のたぐいがみんな、年齢関係なく描いたり学んだり出来るわけでもないんだよな。それも請け合わんといかん。それを思うと、迂闊に「年齢言い訳にせず描け、学べ」と言えんよな。迂闊に「お前はもう、描く事から降りろ」と言えんのと同じく。うーん、難しいところだ。オレが他人に「描く事から降りろ」だの「筆を折れ」だの言えないのは、オレが言われたくないからでもあるんだけど、話をこれ以上散漫にしないため、そこは割愛する。マー、生きてる限り描きたいなら、描きましょうや。ご同輩。

*1:どうしても下絵をスキャンせねばならない。