走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

他人を下げても自分は得しないのに……

 上記四つのツイートから、いろいろ思う。オレも他人のあら探しばかりして、描くに描けなくなったのではないかとか、題名にも書いたように「他人を下げても、自分は得をしないのに」とか。あと、こんな話も耳にした。

 してみるとオレは、いろんな連中から悪口を浴びていたんだな。そりゃ、面白いわけがない。「いろんな連中って、誰よ」と言われそうだが、詳述はしたくない。書けば書くほど、気が滅入るのは必定だからだ。話を続けよう、オレも味噌グラム氏の言う「批評板でくだ撒いておしまい」な奴らと同じだったのではないかと思うところもあるが、オレは「絵を通して社会と繋がりたい」と言うのが強かったから、そこが批評板みたいな場所を避けていた理由だったのかとも。「絵を通して社会と繋がりたい」についてだが、これをうっかり親父が生前言ってた「見切りを付けろ、見切りを付けろ」に従って押し殺していたら、今こうしていられましたかね? たぶんノーだと思う。どこかで何のために生きてるのかも分からなくなり、命を絶っていた可能性は高い。実際、親父の言葉と勤め先でうだつが上がらないのとが重なっていた時期にゃ「オレはもう、何をやってもダメなのかなあ? それならいっそ自殺した方が……」とまで思った事数知れず。マー、親父自体が自分以外を見下げねば気が済まんタイプだったけど。

 とか書いていたら、急に悲しくなって来ましたよ。オレもまた、他人の作品にダメ出しする事で「自信のない自分」を守ろうとしていた*1のではないか、だから作品がほとんど描けなかったのではとか考えると……。

*1:そういや、小林よしのりも似たところがあったと聞く。