遥か昔に「俺は絵がうまくなってからじゃないと作品をアップしたくない」って言ってる絵描き志望の知り合いがいたんですが、ついぞ作品を発表する事は無かったし、今描いているという話も聞かないので、ワケわかんない絵でも発表した方がいいと思う 世の中みんな狂ってるし、安心していいですよ
— 森山慎@「鍋に弾丸を受けながら」作画(1巻1月8日発売) (@sin_moriyama) 2022年1月25日
下手な奴が絵を発表なんかするな とか言う人って多分こういう人なんだろうなぁと思う>RT
— 横山浩子@ゆるゆる活動中 (@yok_mola) 2022年1月25日
絵は出力するから経験値が貯まるし、数描いてなんぼだと思う派なので、上手くなるまで描かない理論ってのは私にはよく分からない。
このふたつのツイートで、忌々しい事をいろいろ思い出してしまった。特に「下手な奴が絵を発表なんかするな」に絡んで。いえね、むかし家族に絵の下手さを嗤われたり同人イベントにサークル参加したいとこぼしたら「100年早いわい!」と罵られたりした事や、構うわけにいかないから名前は出さんけど、10年以上前*1ツイッターで「下手な絵を俺に見せるな」とか「アニメ絵をやめろ」とか他人に恫喝したマンガ家の事とか……。それで題名も「エエエ忌々しい!」となったわけです。一番忌々しいのは、前述の家族の嘲笑に萎縮して絵を描く事が怖くなったオレ自身なんだけど。いや、あの頃は絵に関する事が話せる友達がいなかった*2し、オレが萎縮したのは環境が悪かったせいだな。あと、ツイッターで「下手な絵を俺に見せるな」とか「アニメ絵をやめろ」とか他人に恫喝したマンガ家だが、聞くところによると他の言動もかなり危ない雰囲気を漂わせているみたいなんで、かさねがさね名前を出しとうない。あんな奴の作品が、フランスで評価されてると言うのもアレだが。いや、オレだってこないだコメダ珈琲で描いていた絵を、隣にいた外国人男性に褒められた事があるぞ。それを思えばトントンか。豚々(とんとん)外掛け。海外とオレの絵と言えば、ツイッターでとある水着の絵が海外の絵描きの間で流行り、それがちょっと日本にも波及したので描いたのが下の絵だ。
そこまではいいんだが、ツイッターの18禁OKなアカウントで画像をセンシティブ設定していたにもかかわらず、この絵を貼ったツイートがシャドウバンされたんだ*3よ。そのため、見てもらえる機会が減ってしまった……。ツイッター運営め、よくもオレの絵を。ツイッター運営に対して言いたい事はあるが、今はやめとこう。ここでの上図の公開は迷ったものの、フランスで評価された某マンガ家への怒りから、つい……。
あまりにアレすぎる話になって来たので、話を「絵が上手くなってからじゃないと絵をアップしたくない」についてにしよう、オレもそんな誤謬に取り憑かれていたんだ……。いえね、マンガの新人賞に送っても芽が出ず、まだ実力が足りないんじゃないかと言う思いが、その誤謬に……。ああ恥ずかしい。その後、精神病の症状っぽいものまで出て、ますます描けなくなった! エエエ忌々しい! やっぱり絵やマンガを描くと言う行為も、ひとりでどうにかなるものじゃないのかも知れん。くっそー、知れんが知れん知れん。