走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

幻聴を跳ね返した話

 4月13日の午後5時頃、例によって「死ね!」と言う幻聴が聴こえて来たが、死んでたまるかと心の中で言い返したら消えた。その日はサブカルビジネスセンター(以下、SBC)で講師に「絵が上手くなった」と言われ上機嫌だったからか、幻聴に振り回される事もなかったのだろう。と言うか、どんだけ自己嫌悪にさいなまれていた人生だったのかって話ですよ。マー、今までが今までだったからねー。やっぱり人は認めてもらう事で、強くなれるのかも知れない。

 んで、今までが今までの方に話を向けるけど、ゲーセンのコミュニケーションノートやネットで活動するようになったら例によって2ちゃんねるとかで悪口を言われたり、こう言う匿名で言える場に限らず、知った者に悪口を言われたり、挙げ句の果てに家族からの罵声や無理解だ! よくもまあ、こんなにいろいろ罵られて来たもんだよ。それでも絵は描いていたんだけど、何度も心が折れそうになった。いや、折れた。折れてからはマトモに絵を描こうとせず、どこか及び腰だったのは否定出来ん。ちくしょー。SBCに通わなかったら今も絵は上手くならず、萎縮とセルフネグレクトが続き、最悪の場合は死を選んでいたかも。よかったうっかり死ななくて! それにしても、オレの絵を罵っていた連中はいい気分だったろうが、言われたオレはたまらんかったんだよ。「これ以上こいつは上手くなる事はないだろう」とか「ゴミのようなイラスト」とか……。それを言っても罵った連中が改心するわけではないけど、思った以上にオレは根に持っていた事をね。だから余計に絵に執着したのかも知れないけど、もうちょっと絵に理解のある者が身近にいたならとも思う。今回、性質の悪い幻聴すら跳ね返したのは「絵が上手くなった」と言う励ましだったのだから!

 それにしても、絵描きとしてどんだけ孤立してたんだオレは……。それには様々な理由があるのだが、このブログで何度も書いたのもあって、今クダクダしく書く気になれない。いや、出来るだけ過去の悲しみに溺れず、残り時間のない人生を前に進むのみだ。