走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

創る側としていろいろ思う


 上のふたつのツイートを見て、考えた事をつらつらと。まず、マンガを描くスキルと言うのは、誰にでもあるもんじゃないのかも知れないと。あの、たつき監督が苦しむくらいだもんな。もうひとつ。みんな苦しみながら描いているんだから、オレが描く時感じている産みの苦しみも、泣き言と切って捨てられるものではないんだろうなあ。それを踏まえて、オレ自身ですよ。未来は予測できないところが大きいから、明日……あるいは今日にでもくたばるかもしれないが、仮に70まで生きるとしたら、今年で47になるので、あと23年……。描き続けるには短い時間である。家庭のごたごたやら持病やらで仕方なかった側面はあるが、何をいちびっていたのじゃ。これから出来るだけ描くしかなかろうが、オレはすっげえ遅筆。描いているうちにごちゃごちゃ考えるから筆が進まなくなる癖があるんだけど、どれだけの作品が描けるんだろうか……。

 とは別に、世の中の連中が、あまりにマンガを描く者や描く事を軽視しすぎてやいないか? と言うのも考える。前述のとおり描くスキルが誰にでもあるわけではないとしても、酷すぎ! いちいち実例をあげないけど、お前らもうちょっと創作者の苦労をおもんばかれと。と、書いたあと、どうやって話を展開しようかと思っていたら、なんだかツイッターで、いろんな同人サークルに「お前のところの同人誌高すぎ」とか言って難癖つける奴が出たぞ。まさしくこれが「マンガを描く者や描く事を軽視しすぎている」一例だ。それとは別に、以下の一連のツイートを見てもらいたい。



 そう、絵を描くのも意外と金や労力がかかるのだ。最近絵の教本を二冊ばかし買って、ちょっと使いすぎたかと思っているオレとしては、なおのことそう思う。最後に一言。絵やマンガ描ける者をなめんな。