走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

そりゃ、描けるわけがない

 オレが厭世的で絶望していたのでは、明朗なマンガなんか描けるわけがない。「描けない描けない」とのたうち回っていたのは、そう言う事か。描けば描くほどスキルのなさを思い知らされるとか、パソコンが不安定とか、反響がなさすぎるとかもあるにはあるが……。さりとて暗いマンガは描きたくない、ハダカデバネズミの生涯は送りたくない。余計な事は言わんでよろしい。

 ストーリーマンガよりエッセイマンガを勧められる事もあるが、いくらそっちを描いても、イマイチ反響が。ド下手でもエロマンガ描いた方が、まだ反響があったような。「反響がないから描きたくないと言うのは、わがままだ!」と、お叱りを受けそうだが、エッセイマンガについては描きたくないとは言ってない。暗い過去ばかりな人生だから、こちらも明るい内容にはならんがな……。

 と言うか、パソコンの不安定さのため、塩漬けになってるマンガがある。デジタルでペン入れしようとした、オレがバカだった。下描きはアナログでもデジタルでペン入れすれば、見栄えがするし、下描き原稿を痛めないで済むとか考えてたオレがあさはかだった。トレース台買ったんだから、それを使ってペン入れをアナログでやり直すと言う手もある。今までの苦労なんやったんやとも思うが、締め切りがあるでもなし。いや、「締め切りが、あると描けない。ないと描かない」と言う言葉を忘れたか! オレ。その前にペンタブのドライバを再インストールして、描けるようにせんと。全てはそれからだ。

 とかなんとかごちゃごちゃ書いたが、「頭の中の傑作より、完成した駄作」と言うし、貝塚ひろしは「この世界は実際に描いたものの勝ち」と言っていた。塩漬けになってる絵やらマンガやら、片付けてしまわないとなあ。