『中途採用の書類応募者でいい経験の人がいて面接に進めようと思ったけど、名前と出身大学でググってみたら学生時代に飲食店で不謹慎な動画を上げてたことが判明して落としたことが』ていうの、若い頃の過ちが永遠にWebにアーカイブに残ることの地獄だよな……。みんなはそれでいいのか……。
— あきひろ (@Werth) 2019年2月12日
上記ツイートで、ずいぶん前にパオロ・マッツァリーノさんも、「インターネットは、永遠に人を許さないところがいや」みたく言っていたのを思い出した。確かにネットの情報は、残る時には半永久的に残るもんなあ。消える時にはあっと言う間に消えるけど。
あと、オレはスマイリーキクチさんじゃないからネットが人を許さない構造についてどうたら言わないけども、我こそが正義と思ってバカッターになった奴を叩く行為にも与さない。「興味ないね」って話ばかりだもん、正直。あまり世の中の動きに背を向けて生きるわけにもいかなくなったが、バカッター叩きはなんか違うんだよなー。どこがどうとは言わない(言えない)がな。
オレはそんなに寛大な人間じゃない、違和感がある事からは距離を置きたいだけだ。ところで、『平成ネット史(仮)』でホリエモンが、「中国ではSNSでの素行が電子マネーの上限額に繋がっている」と言っていた。これが世界に波及すると、ネットで人を許さない傾向は、もっと強くなるのではなかろうか。くわばらくわばら、つるかめつるかめ。