ネットでやたらきつい言葉が踊るのは、誰も彼もが海原雄山になりたがっていると言うか「自分は厳しい事が言える賢者だ」と思っているからじゃないかと言う気がして来た。実際はその多くが、言える事はたかが知れてる「ドングリの背比べ」でしかないのによお……。それはもう、１５年くらい前に他の人が言っていた気がするし、パオロ・マッツァリーノさん*1も似たようなスタンスでネットについて言及していたような。だから目新しいものじゃないかも知れんが、ネットとその端末が爆発的に普及した以上、あらためて言いたくなって。
あと、オレが近年絵やマンガに注力しているのは、下記記事でもちょっと触れた「不言実行」の重要性も関係している。ネットで海原雄山気取るより、実際に作品を作る事の方が価値ある気がしてね。ネットで何か言う事を全否定は出来んが、これからは「不言実行」の価値が高まる気がして……。
そういやむかし放言癖があった頃、当時の友人知人から「お前はインターネット向けの人材だ」みたく言われていたな。かれこれ２５年くらい前だったと思うけど、その頃からネットは放言大会の場だったのかも知れない。うーむ。ボロが出る前に、話を「不言実行」に戻そう。ネットで何か提案しても、有象無象に足を引っ張られ潰される事が増えた*2以上、まず実行した方がいい気がして。ただしやる事は「ネットでの悪目立ち」ではなく……。
てなわけで、しばらく絵のリハビリなどに努める。その結果は、おいおいと。
