まず、下記のツイッター引用をご覧ください。
【予言】@kinkan_mikan
— 一日一映画architect 徳武智和 (@bros_inc) 2018年10月4日
大学でちょいとメディア論などかじってたんだけど、ツイッターが台頭し始めた当時に教授が「これからは自分に都合のいい情報しか目に入らない時代が来る。そうなると少しでも違う他人を許さない人が増える」的なことを言ってて、今まさに大SNS時代10年分の実りが出てるなあと
確かになあ、どいつもこいつもオレまでも、そうなっているなあ。そしてツイッターで時折起きる「萌え絵」叩きもまた、「少しでも違う他人を許さない人」が引き起こしているような。それは叩く側も、叩く側に抗する側もだ。前者は「嫌いなものと、目をそむけながら共存」する事が出来てないし、後者も「まなざし村」と言うハッシュタグで大喜利なんて品のよくない行為に出たりいろいろ目を覆いたくなる事をしているし。それは、「少しでも違う他人を許さない」事以外に、このツイートで言われている事が関係しているかも。
ネットの論争をみていると、参加者全員が被害者意識を抱えている感ある。対立する相手は「自分と違う意見をもつ人」なのではなく「加害者」。これはしんどい状況だなあ。
— Shotaro TSUDA (@brighthelmer) 2018年10月6日
これを見て、なんか腑に落ちた。「萌え絵」を巡る事に限らず、それでこじれている事は多いんじゃなかろうか?
そしてさらなる補助線たるツイート。
「見て下さい、こんな酷いリプライが大量にぶら下がってます。これが今の社会の現実なんです」みたいなtweetがあるから、どれどれと見に行くと、荒らすことそれ自体が目的のアカウントに、社会の現実なんぞとは無関係に遊ばれてるだけなのも多いよね。FF数その他の実績を見れば分かると思うけど。
— 荻野幸太郎 (@ogi_fuji_npo) 2018年10月6日
オタク系の表象問題って、最近は面白炎上ネタ扱いで、完全に面白がって荒らしまくってるだけの連中にも目を付けられているから、何らかの本気の怒りなり偏見なりで暴言を吐くアカウントとは別に、炎上そのものを目的に工夫を凝らした暴言や煽りに特化してるアカウントも目立ってきたよね。
— 荻野幸太郎 (@ogi_fuji_npo) 2018年10月6日
ただでさえ、怒りにまかせて無茶を言う発言者が多いのに、その上、わざと荒らすことに特化した人たちが、なかなか工夫して荒れるようなことを(おそらく複アカも使って)言って回ってそうだから、なかなか面倒くさいねぇ。
— 荻野幸太郎 (@ogi_fuji_npo) 2018年10月6日
ツイッターも、2ちゃんねるなどの過去のウェブサービスと同じ道をたどってしまったか。マー、過去に存在していた「単に面白がって煽ってくる連中」がいなくなるとは思えんしねー。世代が入れ替わっている可能性はあるが、新しい世代が過去の前轍を踏んでいないとは言えないしなあ。
オレは出来るだけツイッターで、論争めいた事に関わらないようにしていた。何度も言うが簡単にミュートやブロックが出来る環境で、長期にわたる議論が出来やしないと思っているからだ。あと、うつ状態などで長々話をする根気もないし。だが、せめて何かを言う時には一方的な被害者意識に染まらないようにしたい。