走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道疾風怒涛編その10

a-katu.hatenablog.com

 正直、オレはマンガ家としての能力があるのか分からなくなって来た……。いろいろな目に遭って、自信がないのだ。ううう……。「疾風怒涛編」と言うわりには、ずいぶん気弱じゃねえかと言ってもらって結構。急激に状況が変わって、気弱になったのは事実だし。何がどう状況が変わったのかを言えないのが残念だが、オレには「仕事」としてマンガを描く力はなかったのかも知れん。そう思うほど、マンガ描きの壁にぶち当たってなあ……。マー、かの『幽霊城のドボチョン一家』で、南利明が声をアテていたドラキュラが「なんでも壁にぶち当たらんと、進歩はにゃーぞ。分かったなも?」と言っていたくらいだから、ここは踏ん張らねば……。ぬおおおお。

 それにしても、DQNカップルとつるんだせいで、創作の時間をドブに捨ててしまった時期が悔やまれてならん。いきなり話が代わって恐縮だが、かつて家族の無理解や仕事が上手くいかなかったりなどで、創作者として捨て鉢になってしまった事への後悔が出て……。2000年から2001年頃、周囲から下手くそと言われようがどうだろうが、描き続けてりゃよかった。この時期の後悔が、下記記事での「マンガを描く事は人間関係も大きい」に繋がるわけです。

a-katu.hatenablog.com

 ……いくら過去を嘆いたところで、いい未来がもたらされるわけじゃない。だが、マンガ家としての能力*1を疑いたくなる現状では、泣くだけ泣くしかない! くおお。自分の力不足も人間関係の悪さも「運が悪かった」と言えるけど、それじゃ話が進まない。1988年頃の臆病きわまるオレの考え方そのままだしな……。「絵やマンガを描いてみたいが、自分はマンガ家になれない運命なんだ。あきらめよう」と思って、長らく行動出来なかったので。バカバカしい! それじゃオレはどう生きればいいんだよ! ……これ以上むかしのオレの不遇を思い出し、ぐずぐず言っても仕方ない。創作関係のいい話が出来ないのが、こうも愚痴っぽくなる理由なんだけど……。このシリーズ、またもう少し休むか。

(続く)

*1:あるいは、創作意欲そのものがあったのかどうか。