走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道疾風怒涛編その9

a-katu.hatenablog.com

 前回の最後に書いた話の続き。紙の同人誌が出せないため、電子書籍向け新作を何度も描き下ろしていたものの、正直それだけでは同人イベントに参加が出来ない……。自主制作の電子書籍には、まだ大きな専門イベントがないんだ。理論上は四六時中注文出来るが、見てもらえる機会は配信日から数日に集中していて。そのあたりを補うため、なかせよしみid:y_nakase)さんが「創作同人電子書籍」いっせい配信を催してはいるけど、まだこじんまりとした集まり*1だし、オレもいろいろあって描き下ろし参加がきつい状況になったし……。電子書籍だけで同人活動するのって、めちゃくちゃきつい事だったんだなあ……。

 とは言うものの「締め切りが、あると描けない。ないと描かない」と言うから、いっせい配信に参加して擬似締め切り*2に合わせて執筆する行為で、かなりの経験値を稼がせてもらったけど。しかし、サブカルビジネスセンターでの仕事と並行してのマンガの量産は、今のオレには無理だったみたいで……。残念さーん! マー、地力がもっとつけば量産出来るようになるかも知れない……。いや、SNSに耽らず、家での執筆時間を増や……せんか。オレの性格だと……。

 あと、電子書籍だけで同人活動すると、読者の確保が難しい。ネットは意外と「顔を売る」のが難しいんだよ……、トホホ。「顔見知り」と、対面(といめん)で話して新作のやり取り出来るのは、ネットでやり取りするより遥かに強いし。しかし一方で、たとえ紙の冊子にならないとしても、描いて来た事は揺るぎない事実……。それを全否定したところで、何が残ると言うのかオレには。考え違いをしていたかも知れん。うーむ。

(続く)

*1:だからこそ、オレも参加する事が出来たが。

*2:自主的に設けたものは、そんなに磐石ではないから、人聞きは良くないが「擬似」と……。