走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道つやつやぷう編その6

a-katu.hatenablog.com

 なかせよしみid:y_nakase)さんが「自作読者の居所は探すべし」と言っていた(下記ツイート参照)が、オレはそれが非常にとってもすごく下手らしい。今までの事を考えると、どうしてもね。

 ここで「オレは、マンガそのものもド下手だから」と言ってしまっては、今まで読んでくれた方にも、描いた作品にも申し訳ない。なんとかしなくては。いや、世間から「お前の作品はダメだ」と有形無形の圧力を受けて「人様に見せる勇気」を失くしたオレもオレだ、ぬおお。有形無形の圧力の例を言えば、描いた絵を破られる、ゲーセンの交流ノートに描いた絵を貼ろうとしたら仲が悪かった常連に邪魔された上「奴*1が書きこむのを邪魔して、楽しい楽しい」とノートに書かれる、家族から「描くな」だの「見切りを付けろ、見切りを付けろ」だの言われる、地元の同人イベントでつるむ事になったDQNに描く時間を奪われるまで振り回された挙げ句に金をむしられる*2……。あと、ネットで絵を挙げれば2ちゃんねるで陰口を叩かれるのもあったな。なんてこったいオリーブ。こうして文章化すると、いくらなんでも運が悪すぎじゃないか、オレ……。この運の悪さが、描く事自体のみならず「自作読者の居所を探す」事にも長らく影を落としていたのは間違いない。あと、オレ自身の「物事を悪く捉えがちな癖」も影響しているが、詳述はしたくない。

 最初に述べたなかせ氏は、自作読者の居所を探すのが上手いと言うか、自作の発表の場の動きを読む才に長けている方だ。コロナ禍で同人イベントが激減した頃に「創作同人電子書籍」いっせい配信を続けたりも、そうだし。あれでオレも作品を発表する機会を拾ったんで、非常にありがたかった。pixivだけでは行き詰っていたろう*3し。オレは今から「自作読者の居所を探す」しかないんだろうが、オレ自身の寿命や世界情勢の行く先などを考えると、遅きに失した感が……って、そうやって悪く捉えてるから、描くのもやめそうになったんじゃないか! いかんいかん。しかしこうまで「自作読者の居所を探す」才を求められる時代とは思わなんだ、描いただけでは他人に見てもらえないと、常々思っていたはずが……。うーむ。

(続く)

*1:当然、オレのことだ。

*2:これはニュアンスが違うかも知れないが、あれがなければと、今も悔やんでいるので。

*3:ツイッターは、一時の揉め事や絵師の凍結の連続などで「絵を発表する場」として安定していないと思っていた。