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克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道ほえほえ編その6

a-katu.hatenablog.com

 何度か言って来た事だが、オレは絵やマンガを描くと言う手間のかかる行為に手を染めた事で「その場限りの判断」しかない家族との間に、非常に大きな溝を作ってしまった。人が成長して行く過程で、そう言う事はいくらでもあるだろうが、オレが絵やマンガで結果を出せなかった*1ために、家族にもオレ自身にもヘンにしこりを残した気がして。いや、家族(特に親父)の「その場限りの判断」は、オレにとってマイナスにしかならなかったんだから、ぐずぐず言うべきではないか……。と言うか、この話も流石に、するのが嫌になって来た。言っても状況が改善するでもなければ、過去がいい方に書き換わるわけでもないしねえ。親父の「その場限りの判断」に振り回されていたのは事実だとしても、その親父は17年くらい前に死んだんだぞ。どうにもなりますかいな、こんなもん。

 実は家族の「その場限りの判断」を超えてマンガを描いて行くには、どうすればよかったのかと言う思考実験をするつもりだったが、どこをどうやっても家族への恨み節以上のものにならんと思って、話題を必死に変えようとしている。マンガを描く上では「その場限りの判断」も「中長期的な判断」も、どっちも必要になって来るけど、どちらも涵養しきれなかった後悔はあって……。なんで家族が絡んで来る話になると、どうにも愚痴っぽくなるんだ。家族の価値観や「支配しようとする手」を乗り越えられなかったから、そうなるんだけど……。このところ何年も言っている「絵を通して社会と繋がりたい」願望にしても、家族以外との人間関係を繋ぎ、親父と同じ生き方をしないでいい人生を掴みたいと言う切実な願望からだったけど、それを自覚するのが遅かったせいで……。いかんっ! 病み上がりと言う事もあって、考えがどんどん暗くなるっ! いくら過去を嘆いても同じ事だと、自分に言い切ったはずなんだがなあ。

 こんな話に付き合ってもらうのもなんなので、話題をマンガのそれに戻そう。描きかけのデジ絵や『爆烈戦隊チャレンジャーズ』5話のネームなどが、少しずつ進んでいるのだ。それでもチャレンジャーズ5話は11月の「創作同人電子書籍」いっせい配信には間に合わない、申し訳ない……。来年3月のいっせい配信になるかな、早くて。

(続く)

*1:ぶっちゃけ、金にならなかった。