いきなりだが、絵やマンガをデジタルで描くようになって、ペンなどのインクや絵の具と言ったものの乾燥を待つ時間からは解放された気はする。その代わり手直しなど他の作業の時間は増えているから、時間が余るわけではないのだが。なんて言うか、時間の使い方が変化したまでで、大幅な時短には繋がってないのよ……。それでもインクなどの乾燥を待たずに作業が進められると言うのは、デジタルの知られざる利点だ。インクが乾いてないうちに原稿に消しゴムかけて、悲惨な目に遭った事は何度も……。そうなると*1修正だって大変だし。実際オレがマンガのペン入れをデジタルに切り替えたのも、主線を紙にペンでやると、消しゴムかけのあと線の濃淡がばらついてしまうと言う欠点からだしなあ。
また、前述のように、デジタルだと手直しが楽なためギリギリまで粘っちまう。それは他の方も似たようなものだろうが、オレはホント往生際が悪いからなあ。デジタルである程度描けるようになったから、下記記事のような気持ちにもなったけど。
しかしサブカルビジネスセンター（以下、サブカルＢＣ）でクリスタをキチンと学び、自宅でも使おうと言う気になったから今こんな事を言える程度にはマンガを描けているわけで、そうでなかったら無気力で自暴自棄なおっさんのままだったろう。これでもうちょっと自作の評判が……って、それはもっと作品を描いてから言う事です。そうしないと、レベルの底上げにはならん……。そんな欲を抜きにしても、サブカルＢＣ（仕事）でも自宅（趣味）でも、まだまだ描きたいけど。
*1:いや、アナログ原稿・原画と言うもの自体が！
