今回は前回とは連続せず、下記記事の続きみたいな話を。
オレも50になって、持久戦としてのマンガ描きがきつくなってはいる。それでも、根気よく原稿に向かい合ってる事は向かい合ってるけど。むかしのオレにはデジタルでマンガ描く環境も、描くための時間もなかった。両方それなりに確保出来た今は、相対的に「描く事」に向いている時期なのかも知れんが……。持久戦を戦い抜くと言う意味での体力が落ちてるのは不安材料だな。上記記事にも少し書いたが、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)での仕事の内容が高度化して、知力体力と言った自分のリソースもより必要になってるから。
とは言え、そんな「嬉しい悲鳴」を上げられるってのも、幸福な事かも知れない。2015年から、2019年にサブカルBCに草鞋を脱ぐ*1までの数年、創作者としては行き詰っていたからな。東日本大震災のあった2011年から、創作者としての迷走は始まっていた気もするが、クリスタの前身のひとつ「コミックスタジオ」を買って、少しデジタルでマンガ描いてもいたので、行き詰まり感が出たのはうつ状態をこじらせた2015年からかと……。してみるとサブカルBCでいろいろガムシャラにやって来たのは、精神に障がいを持つオレなりの創作のペースを掴むには良かったのかも知れん。今、あそこでは『ちくワワ』執筆に注力しているけど。
年齢的に持久力が落ちたとは言え、この20年間でデジタルで絵やマンガを描く環境は大きく進歩した。それを駆使して、落ちた持久力を補うしかねえのかもな。とまで書いたあと、持久力などが落ちたのは寝不足が大きいと判明。しまったあああーっ!
(続く)
*1:で、いいのかな?