走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ああ、しかしなあ……

 嫌な思い出などは閲覧者が呆れるくらい書いていたので、好きな事や興味ある事を書こうかなと思ったが、これが難しい。興味ある事ったって、最近買ったパオロ・マッツァリーノさんの著書『読むワイドショー』の話でもします? それで知ったラジオ黎明期の話*1が、かなり興味深くて。JOAK……今のNHK東京……は開局からしばらくの間ニュースは読売新聞が担当していたりなど、当時の読売社長の正力松太郎がラジオとの協業に熱心だった話があったりしたのよ。他にも、ラジオの普及でレコードを鳴らす蓄音機の売り上げが激減した*2話が載っていたし。それを見て、近年サブスクの普及でCDやDVDなど「円盤」の売り上げが落ちた*3話を連想した。うーん、歴史は繰り返す。しかしこう言う話をして、どれだけの閲覧者の興味を惹けるのかは分からない。マー、恨みつらみを繰り言として書いているよりは、オレにとっても閲覧者にとっても有益な気がするけど。

 とは言うものの、興味ある話題が豊富と言うわけではないから、それを中心にブログを書くとなると、更新回数が激減するのは必至。どうしたものやら。話を『読むワイドショー』に戻そう、前述のラジオ黎明期の話は「新聞のテレビ欄が、その最終面に載るまでの紆余曲折」の一環として語られた*4ものだが、そっちの方が面白かったぞ。流石のパオロさん。それにしても、あの人調べ魔だけど、その過程で外れの情報も掴んでいるだろうなと余計な心配していたが、その時使わなくてもあとになって活きてくる情報もあるから、その蓄積でいろいろ本が出せるのねと思い直した。と、書いて力尽きた。この記事ここまで。

*1:分量から考えて、収録出来たのはほんの一部も一部だろうけど。

*2:蓄音機は持っているレコードしか聴けないのに対し、ラジオは毎日違う音楽や番組が楽しめるもんねー。

*3:どう言うわけか、レコードはその限りではないんだよね。

*4:テレビが出来る前は、ラジオが放送メディアの中心だったりで、語る必要はあった。