走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

流石のパオロさん

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 上に貼り付けたパオロ・マッツァリーノさんのブログ記事の結びを、下記に引用する。

スポーツにスポーツの楽しさ以上の何かを期待しても、幻想になるだけです。

 これを見て、膝を叩いた。その通り! そしてこれは、スポーツだけじゃなく、ゲームなどにも言える。だが、スポーツがなにやら「ありがたいもの」として扱われている現代日本において、反対にゲームは「何ももたらさない」と叩かれがちだ。くそっ。「楽しさ」があるだけ、いいじゃないですか。と、書いたあと、どうにも話が広がらずに塩漬けにしていたが、無理くり話を進める。オレが対戦要素の強いゲームをeスポーツと呼ぶ傾向にもやもやしていたのは、前述のパオロさんのブログ記事みたいな事を(言語化出来んまでも)考えていて、スポーツがそんなにありがたいものでもない気がしてたからかも。

 オレがこんな事を言うのは、いわゆる体育会系の連中が、思ったより酷い事をしているのを痛感しているからじゃ。思い出したくない事が多いので、詳述はせんぞ。そう言う態度も他人との対話を拒絶する一里塚だと思うが、最近オレは自分の不幸を詳述する気になれんのだ。言って状況が好転したためしもないし。話を戻そう、スポーツにその楽しさ以上のものを求めるのが間違いだと言う考えには首肯する。そう思わないと、体育会系と言うか脳筋と言うかな連中に遭わされた酷い目を肯定しかねんものな……。その気持ち、上手く説明出来ん。ただ、脳筋な連中からのいじめだけじゃなく、文科系の趣味などを攻撃して来た様々なメディアへの恨みと、それを跳ね返せなかった自分への怒りがない交ぜになってるとは言っておこう。悔しいなあ。