走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

文句

 パオロ・マッツァリーノ『誰も調べなかった日本文化史』201ページに、次のようなくだりが。

 世の中、なにをやっても、なにをいっても、なんかしらのケチがつくものです。つまるところは、批判が出るのは承知の上で、自分の信じる道を行くしかないってことなんですね。私はそれを歴史から学びました。

 これは昭和4年に警視庁が「牛乳ハ健康ノ素」と言うポスターを貼りだした事に対し、「牛乳屋の提灯持ちをするのか」と言う抗議が来て取り下げる事になった話を紹介したあとの結論なんだが、今も似たような事が起きてやしませんか? どことは言いませんけど。それはさておき「批判が出るのは承知の上で、自分の信じる道を行くしかない」と言う点を、すっかり忘れていた。そうだよなあ、そうしないと何も出来ないよなあ。少しやる気が出た。