走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ヤンキーのせいで、美術館にも足を運べん……

 7月に、地元呉の美術館に『日本のポスター展』が来る。京都工芸繊維大学と、美術館それぞれに作品が所蔵されている小磯良平繋がりみたいなんだが……。むかしのポスターや広告を見るのは好きなんで行ってみたいけど、呉の美術館で嫌な事を思い出してしもうた。いえね、中学時代、その美術館にロダン展が来て、オレの学年一同見学に行ったけど、オレはその時学年ーのヤンキーに、見学している間ずっと絡まれていた。おまけに「こんな事して、一体何になるの?」とまで言われた……。真面目に見たかったのに! 体格・腕力ともにヤンキーの方が上だったりして、言い返す事も出来ずに絡まれ続けて、かえすがえすも残念だった。それ以来、その美術館に個人的に行くのも辛くなり、今もなかなか行けてない。美術館の近くを通るだけで、そのヤンキーと「こんな事して、一体何になるの?」を思い出すんじゃ~! くそっ!

 余談だが、そのヤンキー、中学卒業後も学校の教師が「更生」のために尽力し、それを果たしたとか。オレは助けてもらえなかったのに。書いてて腹が立って来たな、あの頃のほとんどに対し! 絡まれつつも「興味ないなら、来なきゃいいじゃねえか。無理に学年ごと見学させる学校も学校じゃ、こんな奴(ヤンキー)には見せなきゃいいのに」と思っていたオレもオレだが。話を『日本のポスター展』に戻そう。ヤンキーから受けたトラウマで、この機会を逃すのは惜しい。どうにか時間を作って、行ってみるしか。過去にもそう思って、見に行った展示はあったし。

 件のヤンキーに限らず、アートに興味ないどころか、興味ある(そして抵抗して来ない)相手をバカにする連中は、世間の圧倒的多数なんだろうな。悲しいね。そして「世直し」も期待出来んとなると、オレはどないしたら……と、落ち込んでもいられないので、過去のトラウマを乗り越える算段をする。