走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

箱根八里は馬でも越すが、越すに越せない大井川

 大井川だろうがナイル川だろが、タフなじじいは、のしで越す。……これもうわかんねえな。それはいいとして、急にマンガ描きのスピードが落ちて来た。最近サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)で言われた事を踏まえ、作画の改良をしてるのもあるが、それをやり出すとデジタル作画だからなんぼでも修正しだしてキリがないのと、他には自分がどんな絵柄を描けばいいのか分からなくなって来たのもあって。「どんな絵柄を描けばいいのか分からなくなって来た」と言うのも今更だが、自分の絵があまりに適当マン過ぎたのではないかと、サブカルBCで反省する事が増えたのが関係して……。今描いてるマンガは、あくまでサブカルBCとは関係ない個人的なものだから、気に病みすぎて描けんようになるわけにもいかん。「本当に完成するのか」「完成しても、どれだけ読んでくれる者がいるんじゃ」と言う不安もあるが、それは前から付きまとっていたこと。後者は、前回の売り上げの結果から、よりシビアになっているけどな……。前回? そう、今描いてるのは『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の2話目なのだ。なかせよしみid:y_nakase)さんの定義*1に従えばマンガ家の端くれも端くれとなったオレだが、それは未知のステージのはじまりでもあった。「マンガを描く事」からの逃げがなくなった分、自分が目指す方向をより明確にせんといかんとかな。だから「どんな絵柄を描けばいいのか分からなくなって来た」みたいに言ったりもしたんだ。未知のステージでの立ち回りだから、今までの経験則だけでやれるものじゃねえしな。

 さりとて弱気になったり、ましてや逃げだしたり出来んから、今は休んでる。そうせんと、描き続ける事に支障をきたしそうで。とか言いつつ『百合星人ナオコサン』の主題歌を聴いて、気持ちをリフレッシュさせた。あれくらい狂った歌でも聴かんと、気持ちがふさぎ込むだけじゃ。

*1:マンガを描き、常にマンガの事を考えてるなら、マンガ家みたくツイッターで言っていた事があった。