走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

少しは進歩しただろ!

a-katu.hatenablog.com

 上記記事に貼った2015年頃に描いたマンガと『ちくワワ』26話を比較すると、題名のように言いたくなる。ちくワワの方が台詞に頼ってない(一回の分量が多くない)し、絵も見やすい。マンガは描き続けなきゃ上手くならないんだよ、やっぱり! もうひとつ言うなら2015年から急速に精神が疲弊し、しばらく絵もマンガも描けない状態が続いていたが、近年はそこからの復活もあったしな。精神病んでるのに、よーやる。オレが精神を病んだ理由はいろいろ考えられるが、詳述はしない。せっかくマンガ家としての成長を喜んでいるのに、そんな気になれんのだ。とは言え、持病の統合失調症が長年創作の足を引っ張っていたのは事実で、それで「よーやる」と、つい。

 何故心を病んだかを詳述はしないが、それがマンガ家としてのオレをいかに邪魔したかは書ける。統合失調症なんかにならなければ、もっと早くマンガ家として成長あるいは進歩出来ていたろうに。急に描けなくなったりして、実際に描けたマンガが少なかったしなあ……。反対に「五体満足で、稼げる」と言う意味での普通じゃなくなったと覚悟が固まってから、創作も再開出来たフシはあるんだけどね。ああ、ややこしい。……ここまで書いて思ったが、精神を病んでるのは事実なんだけど、それを嘆いてる暇はもうないんじゃなかろうか? それにこの記事は、オレのマンガ家としての成長・進歩を喜ぶためのものだしな。と言うわけで、オレの成長・進歩について。オレが近年メキモキと絵描きマンガ家としての腕を上げたのは、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)に入った事が大きいと何度もこのブログで言って来た。サブカルBCに入る事で捨て鉢じゃなくなり、持病にもいい効果があったしな……。前述の「五体満足で、稼げる」と言う意味での普通じゃなくなった事も受容出来るようになったし。それで「描く事」についてやり直しが出来たのだろう。ただ、サブカルBCで学んだ「技術的な」事は何かと言うと、上手く言えない。過去にあそこで描いた二点透視図法の練習スケッチなどが、散逸したもので。自宅で探すの辛いのよ。さておき、2015年から数えて約8年ほどでマンガのスキルが上がったのは、サブカルBCで必死になってやってたのは大きい。あと、自宅で描いていたのも地味に効果はあった気はするが、長い事捨て鉢に描いていたのが足を引っ張って……くおお。精神病だけじゃなく、あちこちで酷い目に遭った*1事で、自己肯定感が薄いからな、オレは。何されたかは言わねえけど。

 ともかく、50代でも絵やマンガのレベルが上げられる事はめでたい。かつて2ちゃんねるなどで言われた嫌味陰口で、自信をなくしていた頃に比べればずっと。

*1:それが精神病に悪影響を与えたのもあるけど……。