走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

理想の家族と言うわけではないが

 サブカルビジネスセンター(以下、SBC)のツイッター不定期連載中の『ある日の乗鞍家』だが、あれで描いてる家庭は、別にオレの理想と言うわけではない。と言うか、家族仲のいい家庭なんぞオレにとっては、巨大ヒーローや超能力者や巨大ロボットくらいに現実味のない存在である。あるが、それでも描いた。4コマのネタが思いつくキャラが、乗鞍家の連中だったもので。それに描いているうちに、キャラクターが変化してはいるんだよね。ツッコミ役が父親の斬馬と末っ子のあぶみになって来ている*1し、長男の天馬のアホっぷりが加速度を増してるし。とは言え、ハナっから日本会議の言うサザエさん一家的な理想の家族としては描いていない。連中の隣に、どれだけの読者が「住みたい」と思いますかねえ? あと、連中の興味の対象がいろんな意味で「古いもの」ばかりと言うのも、描いてて気になった。SBCの講師は何も言わないけど、読者が読んでて面白いのかと言う問題が。そこら辺は、下記記事において言及した事と共通してるけど。

a-katu.hatenablog.com
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 マー、「面白さ」なんて、分からんままに描くしかねえんだろう。かつて、いくら理屈をこね回しても、一本も作品にならんかった事を考えれば……。実際に描かないと、いろんな意味で話は進まないのね。と言うか、過去の作品で何を描いたか、そろそろハッキリ覚えてられなくなった。ツイッターの過去ログのチェックは難しいし、他にもいろいろと。設定のブレなどをチェックするため、一度総ざらいした方がいいかも知れんが。

*1:最初は次男の駆(かける)が、その役を担う予定だった。