走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

何度目だ、ファミ通の悪行

 ちくしょう、楽しくニンテンドースイッチで遊んでいたつもりが、急にファミ通で連載されていた、片山まさゆきの『大トロ倶楽部』のゲストキャラである、ゲームをdisり登場人物がゲームするのをいちいち邪魔するクソジジイを思い出し辛くなっちまった! ちなみにそのエピソードが掲載されたのは1989年の夏頃。そう、宮崎勤逮捕からのマスヒステリー・モラルパニックが起きた頃だ! ファミ通は、こんな事ばっかりして。ほんとうに、こんな事ばっかりして。ちなみに件のクソジジイ、最終的に酷い目に遭うとかもなかった……。だから怒ってるのではないか、あのクソジジイを通して、当時のマスヒステリーやモラルパニックを茶化していたのではと好意的に解釈しようとしたが、無駄だった。かさねがさね、ちくしょう。

 これも何度言ったかは知らんが、ファミ通はあの時、明治末期の野球害毒論争での野球擁護派の論客、押川春浪安部磯雄になる事はなかった! その後もずっと悪ふざけばっかりしやがって。ところで、前述の『大トロ倶楽部』の件のあと、オレはゲーセンに通うようになったんだが、当時は宗教に引っかかっていたせいでゲームから離れていた時期でもあり、ふたたびゲームを楽しむようになるまでには、さらなる紆余曲折が必要に。マー、あの頃のマスヒステリーやモラルパニックへの反発から、ゲームに返り咲こうとはしていたけど。1989年頃の精神状態は、宗教とモラルパニックのせいで、ぐだぐだだった。なんであんな事に……。しかし今もあの宗教を潰す力もなければ、ファミ通などマスヒステリーやモラルパニックに悪ノリした連中に一矢報いる事も出来ん。しょうことなしにゲームに耽るなどして気を紛らわすつもりが、なんでこうなるんだ。怒りを鎮めるため、記憶の糸をたどって、そのクソジジイがオレのオリキャラに殺される戯画でも描こうかと思ったが、別のいけ好かないキャラに似たような事をしても、何にもいい事なかったしなあ……。だから近年、オレは何にも出来ないと嘆いていたんやないかい。何をやっても、何を言っても、徒労に終わりがちで。

 しかしなー、ニンテンドースイッチだって安い買い物じゃなかったんだ。あれでゲームやる度に『大トロ倶楽部』のクソジジイが脳裏にちらついていては、買った意味がない。どうにか善後策を考えんと。当時ファミ通に抗議の手紙を出さなかったのかって? 宗教のせいで、そう言う事が出来なかったんだっ! そこら辺は別の機会に記事にするけど、当時のオレの判断力のなさや自我の薄っぺらさが恨めしくなるとだけ……。そう、巡り巡って言うと、もっと自我が強ければこうまで苦しまなくてもよかった! 嗚呼。話を善後策に戻すが、この苦悩などを共有出来る相手がおらんのが一番いけない。もう、友人知人に言う気力もないし、この記事に何らかの反論が来ても再反論する事も出来ん。誰にも理解されない感情だと、自分で分かってるからな。じゃあなんで書いたのかって? そうするしかなかったんだよ。自分の内面だけに置いとくには、あまりにバカでかい不満だからな。と言うか、宗教に引っかかる前に趣味を共有出来るか、マトモに話が出来る相手に出会えていれば、こんな複雑怪奇骨折な感情やロクでもない思い出に苦しまんでもよかったのに……。