走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

あわやダメになるところだった!

 告白すると、実は最近ツイフェミの暴言のせいで女の子の絵を描くのに抵抗が出て来たりしていた。さんざんばら「女を描くな、女から抗議が来る」と言う世の中でいいんかと、ブログなどで問いかけていながら、このザマはなんだ! いえね、なんかツイフェミとかツイッターで左派臭い事言う連中の許可を得てから絵を描くしかないんじゃないかみたいに、どこかで思っていたようで。ある種の「股裂き」の結果が、誰かの許可を得ないと絵を描けない精神状態になるとは! ところで、楳図かずおは「マンガ家は信仰を持っちゃいけない」と言っていた。なんでも「宗教と言う他人の世界観に心をゆだねると、創作に悪影響が出る」みたいな話だったような。オレもまた、ツイフェミらの(ホンネを言うといささかついていけない)倫理観に自分の心をゆだね、ダメになるところだった。オレが描けなくなっても奴らは痛くも痒くもないし、褒めてもくれなければ女の子の絵を描くのに代わる楽しみを与えてくれるわけでもないしな。あー失敗した。

 正直、絵についてジャッジしたがる連中の許可を得て描く絵が、いい絵になるんだろうか? と。向こうは絵の勉強も、描く事もしていない連中だぜ? 何言って来るか……。そもそも描く許可すら出さんかも知れんのだし。オレはツイッターでの「萌え絵」叩きを見る度に、手塚治虫ブラック・ジャック』で洋楽好きの世界的医師「チン・キ」博士が出て来た時のエピソードを思い出す。博士の母国は外国製の文化を退廃的として排除し、博士の所持するレコードを叩き割る。それを見て博士は「おお……、これは狂気じゃ!」と嘆くんだが、オレも「萌え絵」叩きを見ていると、そう叫びたくなるよ! チン・キ博士の国は「ぐ(愚)にもつかない」と博士が言う自国製の音楽を供給したが、「萌え絵」を叩く側にはそれもない! オレは悲しいよ。萌えオタかつ「サヨクキチガイ」であるオレは、それじゃダメだと、聞いてもらえないだろうが訴えるしかない。これ以上、後悔しないために……。この辺に繋がってそうなツイートを下記に。

 してみるとオレもまた、検閲されたがるようになっていたのだ。創作者として自殺しようとするのにも気づかずに! 「自主規制を要求するのは検閲ではない」だと? 何を言ってる、だったら国家権力が検閲を民間(と言う名の天下り先)にやらせたらどうなると思ってるんだ!?