上図は１９９６年に描いていた怪物を今描いたらどうなるかやってみたものだが、頭部の横の角はウルトラ怪獣のミクラスそっくりだし、腹の顔なんか格ゲー『ヴァンパイア』シリーズのビシャモンじゃないか。気づいた時、ちょっと凹んだ。いえね、結局オリジナリティなんて「優れたパッチワーク」だと思ってはいるけど、あまり露骨にいただきがバレては。荒木飛呂彦みたいに、パッと見気づかないいただきならいいが、ねえ。いや、こんな事言っているうちは、オリジナリティに幻想持ちすぎなのかも知れないけど……。
もうちょっと言うと、ハナっから「これを参考にしよう」と思って取り入れるのと、無意識に取り入れてしまったのとではわけが違うと思っていたのよ。実は「無意識に取り入れる」方が、よっぽど難しいのだけど。取り入れるものを広い方面から持ってきて、オリジナリティと言うものは生まれるのだろうが、２４年前のオレはまだ狭かったようで。だから、ちょっと凹んだと。
こう言う話がツイッターでぽちぽち出来れば、あそこも雑談の場として最適なんだが、なかなか上手くいかない。今、タイムラインが荒れてて、長居も出来んし。
