赤塚不二夫の作品に『なんじゃらママ』と言う作品があって、我が子のため母親に扮した父親が主人公で、主人公がいろんな男に言い寄られるが、最後は自分の股間を見せて、言い寄った相手は発狂すると言う展開だったが、今なら相手が異性装萌えで押し倒されたりして……。
— 克森淳2号 (@a_katu2gou) 2020年1月25日
ツイートを読み返して、題名のようにしみじみと思った。『なんじゃらママ』については、山咲梅太郎さんにいろいろな意味でお世話になっているうちに、異性装*1と言うものに抵抗がなくなったから、ああ言う書き方になったのかも知れないが。あと、魔夜峰央の『パタリロ!』で、子ども同士の「君んちのママって男なんだね」「うん」*2と言う会話を見たのもあったのかも。かように、マンガなどのジェンダーやセクシュアリティの描写や受け止められ方なんてものも、時代とともに徐々に変化する*3もので、一気に変えようとしても絶対に無理が出る。それを、ツイッターでわめいている連中が分かってくれないのが悲しい。オレも説得するための言葉を持ち合わせちゃいないので、悲しむ以上の事は出来んけど。まったく、どいつもこいつも……。
ところで、題名に話を戻すけど、オレがどうにもオタク界隈からいろいろ外れて行っているのは、マイナーな作品ばかり覚えているからだろうな……。「自分にとって面白いもの」にメジャーもマイナーもないとは思うんだが、メジャーな作品は他の人に語り尽くされるから、いきおいマイナーな作品に言及する機会が増えて……。今はそう言うの、オタクの間でも流行らんのが。と言うのも、あまりにコンテンツの点数が増えて、マイナー作品を愛好する者たちで星座を描くような事が難しくなっているのではないかと。星座にならず、どこまでも点在。マー、オレが孤立しがちと言うか、一匹狼的な人生を歩んでいたから、そんな風に思うのかも知れないから、結論とは言い難いけど。