走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレもまあ、マイナーな作品ばかり覚えていてよう……

 ツイートを読み返して、題名のようにしみじみと思った。『なんじゃらママ』については、山咲梅太郎さんにいろいろな意味でお世話になっているうちに、異性装*1と言うものに抵抗がなくなったから、ああ言う書き方になったのかも知れないが。あと、魔夜峰央の『パタリロ!』で、子ども同士の「君んちのママって男なんだね」「うん」*2と言う会話を見たのもあったのかも。かように、マンガなどのジェンダーセクシュアリティの描写や受け止められ方なんてものも、時代とともに徐々に変化する*3もので、一気に変えようとしても絶対に無理が出る。それを、ツイッターでわめいている連中が分かってくれないのが悲しい。オレも説得するための言葉を持ち合わせちゃいないので、悲しむ以上の事は出来んけど。まったく、どいつもこいつも……。

 ところで、題名に話を戻すけど、オレがどうにもオタク界隈からいろいろ外れて行っているのは、マイナーな作品ばかり覚えているからだろうな……。「自分にとって面白いもの」にメジャーもマイナーもないとは思うんだが、メジャーな作品は他の人に語り尽くされるから、いきおいマイナーな作品に言及する機会が増えて……。今はそう言うの、オタクの間でも流行らんのが。と言うのも、あまりにコンテンツの点数が増えて、マイナー作品を愛好する者たちで星座を描くような事が難しくなっているのではないかと。星座にならず、どこまでも点在。マー、オレが孤立しがちと言うか、一匹狼的な人生を歩んでいたから、そんな風に思うのかも知れないから、結論とは言い難いけど。

*1:特に女装する男だけど。

*2:ちなみに「うん」と言った子は笑顔だった。

*3:時系列順に言うと、『なんじゃらママ』が一番古く、以下『パタリロ!』の会話シーンから山咲梅太郎作品に続く。