走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ならば新しい作品を作れとあれほど


 上記ふたつのツイートに同意。と言うか、こう言う事をする連中が、「この作品は素晴らしい」と勧めて来たり、あるいは新しい作品を作り文化的空白を埋めようとするのを見たためしがない! ただただ文句を言い、揚げ足を取り、ダメ出しをするだけだ! それで世の中よくなるのか、このぼけなす! いい加減腹に据えかねてはいるが、ツイッターでの争いに参加する気はないし、あそこでオレの話が聞いてもらえたためしもないし。

 ツイッターへの恨み節はさておき、スペインのこの件だけでなく、シンガポールでも「フェイクニュース対策」と称して言論統制がますます強くなった。寛容だの多様性だのと言われながら、世界はそれと逆行するような事ばかり起きてないか? だからげんなりするんだけど。オレもポパーの「不寛容のパラドックス」は知っている、だが、それだけではかばいきれないほど、排除の論理がまかり通っていては……。

 話を題名にした件に戻して、オレがこんな事を繰り返し言うのは、性差別を糾弾*1しつつ「作家でござい」「マンガ家でござい」と言うツラをしている連中が、性差別的でない結構な作品を作って発表したのを見たためしがないからだ。瀬川深と田川滋、お前らの事だよお前らの! ……出来るだけ名指しは避けたかったが、そうも言ってられないと思い、つい。オレに人をどうこう言える資格はないかも知れん、しかし現状がああでは言いたくもなりまさあ。

 繰り言になるが、最近の「反差別」は文化のスクラップ&ビルドではなく、ポル・ポト派みたいな破壊活動にしか見えん……。「そんな事はない、ビルドもしている」と言うなら、実例を見せてもらおやおまへんか~!

 ここまで書いた話も、オレがツイッターだけを引き合いにして歪んだ結論に陥っているかも知れんから、幅広く意見を聞きたいのに、今まで似たような話をしても答えがほとんど返ってこない。もう少し話を聞かなければ、判断材料にならん。どうすりゃいいんだ?

*1:と言う名の、オタク男性への説教。