「なぜ殴るDQNはモテるのに殴らない俺はモテないのか」というのは完全におかしい。交際経験がない人にはDVをする機会もなかったわけで、将来交際相手ができた場合に殴るかどうかは不明でしかない。「俺は職に就いたことないから横領したことないのに雇われないのはおかしい」みたいな話。
— ystk (@lawkus) April 19, 2019
オレも、「ミソジニー剥き出しの発言をオレに聞かせていた兄貴が結婚出来て、なぜオレには相手がいないんじゃい」と思う事があるから、ちと耳が痛い。マー、題名にも書いたように、付き合う時相手に何が出来るかとか、自分は何をしてあげたいのかを考えられんと、モテたり付き合ったり出来ても長続きはすまい。しかしなー、「モテたい」と「相手が欲しい」と言うのに、どう言う違いがあるのか? オレはモテると言うのは複数の異性(性的指向によっては同性でも可)に好かれたりする状態で、相手がいると言うのは、ひとりに好かれている状態だと思うが、どうなんかな世間では。
ところでオレは、異性であるところの女性に相手にされても、尻に敷かれるか酷い目に遭わされるかかも。いえね、中学時代は女子生徒にまで暴力をふるわれ、18年前には付き合うチャンスを狙っていた女性に金づるにされ、11年前には知り合いの女性が中核派にオルグされた上にオレをオルグしようと……。最後の中核派うんぬんは若干毛色が違うが、なんかオレは女運がないような。中核派うんぬんの女性とは、ああなる前に付き合えばよかったか。オレも押しが足りんねえ。あるいは、ホントにどう付き合えばいいか分からんのかも。そう言う自分をかんがみて、相手に何が出来るかとか、自分は何をしてあげたいのかとか言ったところを意識してるんだろうが、あとの祭りと言うかケンカすぎての棒チギレと言うか。これから付き合える可能性は、おそらく知性を持つ地球外生命体とのファーストコンタクトがオレが生きている間に起きるより低いから。だって、出会いや金がないんだもの。これではどうしようもない、いやホント。仮に今より病気がよくなり、収入が激増し、相手の事を考えられる余裕が出来ても、肝心の出会いがなくちゃねえ。
こんな話をしているのも、地元のラジオ番組『ラジプリズム』で中高生の惚れたはれたを聞かされ、番組パーソナリティである「カンダ部長」も「モテたい」とぼやいているのがうつったのだろう。しかし、部員と呼ばれるリスナーの一部もカンダ部長も、前述の「相手に何が出来るか」や「自分は何をしてあげたいのか」をどこまで考えているのか? 人の内心なぞ分からんが、それぞれ別の意味でそこが見えないのよね。オレがその辺説教出来る立場じゃないから直接言わないけど、気にはなってる。
ところで、最初に引用したツイートに話を戻すが、DVに陥らないためには「相手に何が出来るか」と「自分は何をしてあげたいのか」を考える中で、「相手を傷付けないようにするには」も一緒に考えんといかんのだろうねー。異性間でも同性間でも。……はあ、こんな机上の空論をこね回しても、今さらモテやしないのに、何書いてんでしょうねオレは。