創作するやつはしコンスタントに続けなければならない、という概念が元気なの、ウェブ以降の更新が頻繁な方が確実にランキングが上がるという事実が余計に加速させてるんだろうけど、必要な休みや作品造りの時間はそれぞれ違うということを完全に無視してるので、当然歪みが出るよね
— ろきお (@ro_ki_) 2019年1月10日
インターネット、特に最近はバンバン作品をあげまくって成功してる華やかな方々が目立つので、どうしてもそこに基準を合わせて「自分はだめだなあ」と感じてしまう方もいるかもしれないが、創作のペースやプロセスってほんと人それぞれだし、あまり「こうあるべき」と強迫的にならない方がいいと思う。
— ぬまがさワタリ@『絶滅どうぶつ図鑑』&福岡マリンワールドで1月よりコラボ展! (@numagasa) 2019年1月10日
確かに、創作にはエネルギーがいるし、仕上げたあと休めなければそのエネルギーも枯渇する。直接は関係ないが、『辛くならない絵の描き方』と言う本に、「エロやグロ、そして過激な暴力と言った刺激の強い表現を続けると、その表現の強さに心が壊れてしまう事もある。それで酒や薬に溺れる絵描きもいた」とかなんとか書いていたな。キッチリ正確な引用じゃないけども。マー、そこまで極端ではなくても、創作に必要なエネルギーが足りない時に無理をすると、心か身体のどちらかが壊れるのは間違いない。いえね、最近よく夭逝したマンガ家や同人作家の話を聞くし、夢の中で(これまた夭逝した)水玉蛍之丞の作品が出て来たりしてその辺が気になるのと、上記ツイートを見て自分の創作のペースが速くないからと言って、焦る必要はないのではと思ったのとで。確かに、あまり遅筆だと誰からも忘れ去られそうだが、プロでもないオレがいくら無理したって、報酬にはつながらないし、死期を早めてもねえ……。
それにしても、マンガ家のつの丸が、「マンガ家が早死にするような時代は、俺たちで終わりにしなきゃいけないんだ……」みたく言ったそうだが、彼より下の世代がバタバタ死んでしまうようでは、まだまだなのかも知れない。と言うか、これも過労死と言うものがのしかかっている日本の宿痾なのかも知れないと、一瞬思った……。くわばらくわばら、つるかめつるかめ。