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克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

続・新オレのマンガ道その5

a-katu.hatenablog.com

 前回と関連性なく、5回目に突入する。さて、オレはサブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)に通うまで「絵を通して社会と繋がりたい」と繰り返していたし、サブカルBCに入る時にも申込書にそう書いた。それは今、ある程度叶ったと思う。いや、思っていた。下記記事などでも書いた、オレが「マンガを描く人」として無名だったと気付くまでは。

a-katu.hatenablog.com

 正直、今どきのマンガ家は「自分で作品を売り込む」スキルも求められているのよね。オレはそこら辺まるで考えてなかった、完成した作品そのものがなければどうにもならんからと思って。しかし作品作りと並行して、売り込みのスキル……あるいは方法……も考えて行く必要は出て来た。「描くスキル」が向上しただけでなく、今はコンスタントに描けるんじゃないかと言う手応えも感じてるので。数年前は「もうマンガは描けねえ」と言う、抱くべきでなかった諦念に支配されていた*1から手も足も出なかったけど、今は違うのでね。描いている作品があるし、描く作品量を増やす事も考えているし。それはサブカルBCでいろいろ研鑽して、マンガを描く地力が付いたからそう思えるんだが。サブカルBCに行こうと思ったのも、その前から少しずつ「本格的に創作を再開したい」と言う気持ちが出たのがきっかけだけど、当時*2は精神的な疲弊があり上手く行ってなかった。2017年~2018年に少しづつマンガ描きを再開したが、今より稚拙ながら今以上にヒイヒイ言いつつ描いていたし。その頃は「もうオレは創作者としてはpixivに引きこもる!」みたく考えてもいたしなあ。ここで前述の「自分で作品を売り込む」スキルの話に戻るわけです。そりゃpixivは絵描きのコミュニティとして大きなものだけど、そこだけで発表していては売り込みのスキルも上がらないし。売り込みのスキルは対外的な交渉のそれでもあるから、オレはそこが非常に心もとないんだ。この辺とて泣き言ばかり言っていられんから、何とかせにゃならんけどよお……。

 だからと言ってpixivに引きこもっていても、ネームバリューのアップは見込めんし。ミコヤンはソ連だが……言ってる場合か。だからどう作品を売り込むかと言う話をしてるんだが、絵やマンガの地力の向上同様、もうオレひとりではどうにもならんのかも知れんわい。その前に描くしかねえな、前述のように完成した作品なしでは売り込む物もないから。

(続く)

*1:それ故『爆烈戦隊チャレンジャーズ』1話も、4年もの間下描きを塩漬けにしてしまった。

*2:2016年の末あたりから。