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克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

続・新オレのマンガ道その4

a-katu.hatenablog.com

 また、上記記事と関連性なく話をはじめる。最近、いろいろ絵やマンガについて調子が良かったが、そしたら今度は越えなければならない課題が浮かび上がってさあ。一番大きい課題は「丁寧に描く」事だ、特に下描きを。いえね、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)で「下描きにおける迷い線*1の多さ」を指摘され、これは「もっと下描きを丁寧に描くように」と言う意味だなと解釈したのよ。下描きはまだ紙の上でやってるので、下描きを何度も直すのは怖かったが、そうも言ってられない。オレが意識してなかったところを指摘してもらえたのだから、やらんと。

 「丁寧に描く」事だが、オレは長らく「もう、オレは絵が上手くなる事はない」と半ば捨て鉢になって描いていたため、大変苦手な事だった。正直、もっと早くそこを学んでいればと思ったけど、タイミングが良かったのが今だと考え直した。むかしは「絵やマンガを描く」事に適した環境じゃなかったし……。「丁寧に描く」事に話を戻そう、下描きに迷い線が多いと、ペン入れの際にキチンとした線が引けないし、それ(下描き)を人に見せる必要があると、迷い線が多いと不利だ。後者はサブカルBCに行くようになるまで滅多になかったが、問題は前者ですよ。ペン入れまでアナログ作業だった頃は、線が荒れて荒れて……。それを改善しようともせず、描いていたオレって一体……と、言いたいところだが、丁寧に描く事を少しでも意識しだしたなら、いいじゃないかね。あるいは、丁寧に描きだしたから後悔が出たのか。

 この話を書いていて、例によって過去の「絵やマンガを描く事に理解ある者がいなかった環境」への慚愧の念が出たが、そんなもんに打ちのめされて泣いて暮らすより、描けやオレ!

(続く)

*1:簡単に言うと、下描き中に繰り返し同じ個所に描かれた線。