走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

凡庸じゃのー

 突然だが、日本版『アテナ』のポスターと、アメリカのファミコンNES版のパッケージを見比べてもらいたい。


 言うまでもないかも知れないが、上が日本版、下がNES版である。かつてファミ通は、NES版のパッケージを「美しい」と評していたが、オレにはその頃からそこまでとは思わず、ハッキリ言って凡庸な絵にしか見えない。人魚アテナがトップレスである事くらいしか、アドバンテージはないと言いたい。閲覧者諸氏がどう思うかまでは分からんが、オレにはファミ通の言った事は、例によっての洋ゲーやその文化を持ち上げるために日本側をおとしめるシーソー話法にしか。つーかねえ、お国によって文化の違いはあるかも知れないけど、わざわざ自国の気に入らないものを攻撃するため、よその国の文化に頼る事はあるまいに。ファミ通などのチンピラライターは、そんな事ばっかりして来たのよ。なんであんなのが、今やゲーム誌の一番の老舗になっちまったんだ。繰り言になるが、ファミ通のようなゲーム誌のせいで、ゲーム業界は目も当てられない惨状ですよ。少なくとも、オレの目にはそう映る。もうどうにもならねえので、せめてオレが生きている間は、ファミ通をdisる。それで世の中が良くなるかどうかは、分からんけど。

 話をNES版パッケージに戻すと、そこには「『IKARI WARRIORS』(日本名『怒』)のスタッフが制作」とか、「日本でトップのアーケードゲーム」とか言った惹句が目に付く。当時のアメリカのゲーム事情は詳しく知らないが、これが宣伝になる程度にはSNK知名度はあったのね。