今日からブログを再開する。ネタに迷ったが、このツイートを肴に……。
ところで、今朝うっかり早く起きたので、セーブ機能多用とは言えニンテンドースイッチのアケアカ版『サイコソルジャー』クリアした。34年越しの悲願達成じゃ、ああスッキリした。……動画なり写真なり撮っておけばよかった!
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年6月14日
繰り返すがセーブ機能多用とは言え、クリア出来たのはめでたい。ゲーセンでアーケード版を初プレイした1987年からずっと、心残りだったもんな。これで、思春期のわだかまりのひとつは消えたわい。……と、書いたあと、ツイッターで「ゲームはプレイしてないが、攻略本を読んで満足していた」勢の話が出たのを目にした事を思い出した。オレも一時アーケードゲームについては、ゲーメストの紹介記事を読んで満足していた時期があったし。理由を説明すると、ファミ通のせいですよ。1987年頃のファミ通の映画紹介欄で、核廃絶を祈願し、好きな野球を断った少年が主役の映画が出て、その記事の最後に「君は、世界平和のために、ファミコンをやめられるかな?」と言う一文でショックを受けたんだ。「核戦争で世界が滅べば、ファミコン*1どころじゃない! どうすれば……」と愕然とし、中を取ってとアーケードゲームを我慢していたのだ。ファミ通はどこまでも酷い雑誌だ! そんな願掛けをみんながみんなしたら、ファミ通こそ立ち行かない*2だろ。……と、当時思えていればねえ。だから長年サイコソルジャーについても心残りだったのよ。マー、こないだクリア出来た事で、その心残りも猿丸太夫のサラリと去ったんだが。ここから、むかしのオレの孤独が、どれだけオレを手詰まりに追い込んでいたかって話も出来そうだが、そうもいかない。話を少し戻して、オレも「ゲームはプレイしてないが、攻略本を読んで満足していた」勢であった方が良かったのかも知れないと思ったけど、それも難しかったろう。ファミコンブーム時代のオレの周辺を考えると……。実際にゲームで遊びたい気持ちを、攻略本だけで満足させられたかとか、いろいろとね。
しかしなー、人間、心残りがひとつ消えるだけで、こうも気楽になるのかと思いましたよ。あるいは「過去にすがるあまり、辛い過去からも逃れられなく」なってた可能性もあるけど。