１０年前に亡くなった友人の、掲示板での最後の言葉より。誤字があるが、原文のままである。
おまえさんが抱えている自分自信や社会への不安や不満は、おまえさんのそのマイナス思考さえなくなれば「１００％」解消することを、私が「１００％」約束する。
今にして思えば、「客観的な状況が絶対に変化しない前提なら、それも通るだろうぜ。しかし、現実はそうじゃないだろう？ 大体今のあんたが、何を保証出来るってんだ？」とでも言えばよかったか。笑顔とかプラス思考とかは、現実に押し潰されまいと言う時に効果はあるけど、彼の言ってる事は「きやすめのごまかし」にしか過ぎないような。あまり言うと、彼の友人とかを怒らせそうだが。当時オレ自身も親の失職による経済状態の悪化など、余裕がなくなるに足る理由はあったんだけど、言っても理解してもらえそうになかったしなあ。それこそ「気楽に行け」とか「そんな風に考えるな！」とか言い出しそうだったし。
しかしあれから１０年、オレももう疲れ果てた……。加齢もあって、昔みたいなバイタリティはもうない。生ける死ね馬鹿……もとい屍である。
