例によって、洋介犬氏の『反逆コメンテーターエンドウさん』ネタでひとつ。同作の単行本２巻３０ページで、登場人物の「ケンジロン」が、誰かを論じたければ「嫌いな奴だからこそ調べろ」と言っていたけど、それは題名で言ったように「アンチはファンより詳しい」が終わった時代ゆえの（作者の）苦言なんだろう。いえね、洋介犬氏本人がのちにツイッターで、調べずに適当にボロクソ言って来る連中に困っていたのを見たので。それでもオレには、SNSなどネットで「誰でも論じられる」今だから言える事かも知れんと思う……。実はオレ、９０年代にある嫌いな作家*1に対抗出来るよう、そいつを調べていた事があったけど今よりも調べた上で論じる（あるいはボロクソに言う）機会が少なかったので、そのせいで精神病んだのよ！ 今やれっきとした精神病患者だが、これがそうなる大小さまざまな理由の「小」のひとつかも知れんけど、そこはおいといて。むかしと今とで時代が変わったので比較出来ん部分はあるけど、触りたくない相手なら調べも言及もしないのが自分とそいつのお互いのためとは思う。ヘンなちょっかい出して、縄付きになるのもバカバカしいでしょうに。
下記引用記事コメント欄で「負次郎」氏に釘を刺されてもこの記事を書いたのは、自戒のためでもある。いちいちネットで人と小競り合いしているわけにもいかんと思い、自戒した方がいい気がしたんだ。アンチやっていい事はないと、前の段落でも書いた件で思い知ったのではと、自分に言い聞かせとかんと、何がきっかけで暴走するか分からんからなオレは……。その程度には、自分を信じていない。
正面切って対決せにゃならん相手って人生でそうもいないので、オレは出来るだけ好きな絵やマンガ描いていた方が心身と自分のためだと思っている。それを再確認する意味で、今回の記事を書いた。ただ、スマホが普及し誰も彼も四六時中ネットに繋げられる時代の今、スナック感覚で人を罵ったりする連中への対策などは要る気もするけどねー……。でもそれは別の機会に。
*1:誰の事とは言わんぞ、言えば胸糞悪くなるだけだからな……。
