走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ぬおおおお……

 やっぱり、オレの人生失敗だった……。恋愛すればよかった……と思ったあと、親父がオレにしょっちゅう「女騙せや!」と言ってたのを思い出し、それも恋愛を避ける大きな一因だったのも一緒に思い出した。もし恋人が親父に酷い目に遭わされたらと、恐ろしくなったと言うか。恋愛をして仕事を頑張って結ばれるとか言う「世間並みの幸せ」は得られないと観念し、いろいろな趣味で自分を満たそうとしていた頃の事を忘れていた……。人生が失敗だったんじゃなく、先天的な環境がめっちゃ悪かったんだ……ぬおおおお。

 とは言え、二次元に耽溺しきれん自分も内面にあって。「二次元は裏切らんかも知れんが、自分は二次元を裏切る事が出来る」と「いくら可愛くて萌える事が出来ても、紙は紙、画像は画像だ!」を痛感したので。後者はどっかのアホウが言った「女は紙とJPEGで充分」って言葉への反論でもある。オレが「画像」と言い換えたのは、世の中画像の拡張子はJPEGだけじゃないものねー。さておき紙や画像に描かれた存在に、精神的に癒される事があるのは否定せんが、それだけじゃ埋められない心の穴はあるんだ。そこを一生埋められず、苦しみながら生きるしかねえんだよ、オレの場合……。どこぞの「初音ミクと結婚した男」みたいに、居直り強盗みたいな態度は取れんし。

 ここまで書いて、オレが失敗したのは恋愛じゃなくて「自分の楽しみや幸せ」を何かとあきらめたり後回しにした方じゃないのかと、ふと思った。何をどうあきらめたのかはいちいち言わんが、あえてひとつ言えば「絵を描くと悪い事が起きる」と言うジンクスがそうだ。若い頃「前後即因果の誤謬」を知っていれば、そんなジンクスに怯えんでも済んだろうに。いや、前述のように環境が悪すぎて自分の幸せを得る術を知らんかったんだ、それもジンクスに至った理由として大きいだろう。ここをいくら嘆いても、過去の失敗が帳消しになったり、いい事が降って来たりするわけでもないが……。

 それを踏まえて、これからどうしよう。何もかもあきらめたら自殺しそうだから、必死に絵やマンガを描いているんだけど、絵やマンガを通して幸せになるのって、今のオレじゃ非常に難しいぞ。顧みてもらう機会に淡泊だったし、実力が足りないし……いかん、この記事こそ失敗だったか。自己嫌悪に溺れてるだけだ、これじゃ。