走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

「ご意見・ご感想をお寄せ下さい」の真相

 むかしはテレビ番組の最後に「ご意見・ご感想をお寄せ下さい」と言って、放送局の宛先を映す事があった。それを思い出して想像したんだが、こう言うのって実は局に寄せられる文句や苦情の受け皿だったのではと……。いえね、むかし景山民夫が生前、今は亡き『まんがくらぶ』誌上の人生相談コーナーで「テレビ局に抗議する者は、それしか楽しみがない者なんだ」みたく言ってた*1り、今のネットのここにもそこにもあそこにも、いろんな事への文句があふれてるのを見たりすると、そうも思いたくなるわさ板わさ。あくまで推測の域を出ないが、してみると人間ネット「だけ」で文句言いが増えたわけじゃなさそうだな。

 前の段落に書いたのと似たような話を友人にしたら、雑誌のアンケートや、読者からの手紙は「どの作品が注目されているか」の目安になったとか、アンケート順位が悪くて文句言われまくりの作品も「それはそれで注目されている」とされ、連載の場合のプラス要因になったとのご教示が。それで『パタリロ!』に、過激なテレビ番組を作るディレクターが、抗議の電話に対し「それだけ注目されている」から構わんと言うくだりがあったのも思い出した。中森明夫*2と言うおっさんも、自分への批判を「逆人気」と言ってた事あったし……。それくらい居直らんと、本来表現とか出来んのかも知れんなあ……。

 話を戻そう、前述の友人からは内輪で文句や悪口を共有する「井戸端会議」みたいなものは、むかしは文字化されなかっただけではとも言われた。オレの推測や想像は、空振りだったかも知れない……。

*1:うろ覚えでしかないけど。

*2:明菜ではない!